聖岳下山完了!で、結局帰れたの?【南アルプス 聖岳登山13 最終回】
とうとう聖岳(ひじりだけ)を下山し登山口まで戻った我々に待ち受ける運命は?
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
2015年のシルバーウィークに登った南アルプス聖岳(ひじりだけ)登山
の山幸記(さんこうき)、下山編をスタートしたのですが
登山口までの道が”通行止め”になってしまったため帰れるか不安のまま
山を下って急坂の終点である西沢度(にしさわど)に辿り着きました。
(参考記事:不安を覚えながらの聖岳下山【南アルプス 聖岳登山12】)
長らくこのネタ引っ張ってきましたが今回は衝撃の結末編です!
西沢度(にしさわど)
薊畑(あざみばた)から約2000m下って、西沢度に到着しました!
行きの時は沢には橋がかかってゴンドラを使いましたが
(参考記事:聖岳 西沢度のゴンドラを上手く渡る方法【南アルプス 聖岳登山③】)
帰りはなんと橋がかかっております!
ですので今回は時間のかからない「橋」を選択します。
でもこの橋ってよく見ると、ただ木製のハシゴを大きな石と石の間に乗っけてあるだけなんですよねー
機械科卒の人間としては耐久強度に不安を覚えつつも渡ります。
西沢度〜便ケ島(たよりがしま)
西沢度から便ケ島まで戻る道はほぼ平坦なため、
楽チンな状態でサクサク歩けます。
しかもこんなハイキングコースとかになりそうなフコフコの道なので
2,000m下ってガクガクになった膝でも大丈夫です。
そして最後のトンネルを抜けると、
無事に登山口である便ケ島(たよりがしま)に到着です!
14時30分に到着したので本日の行動開始の早朝4時15分から
休憩時間も含めてですが約10時間ちょいかかってます。お疲れ様!
便ケ島(たよりがしま)で仮設道路開通を待つ
便ケ島の駐車場に戻って通行止めが解除されるのを待とうとおもい
車の駐車場所まで戻ると車の窓にこんな通知書が!
拡大してみるとこんなカンジです。
えっ?車をおいて帰宅?
長野県から名古屋まで車を置いて帰宅すると、後日車を取りに戻ってこないといけないため
ちょっとそれは現実的ではないですねぇ。
ちょうど便ケ島の駐車場には我々より早く下山していた
登山者の方がいたので、その方に聞くと
便ケ島(たよりがしま)にある山小屋の聖光小屋(せいこうごや)のご主人からの情報で
現在仮設道路を急ピッチで建設中で夕方には完成予定とのこと。
⭐️今日中に帰れる!⭐️
いつもは当たり前のことがこんなに嬉しいなんて!
便ケ島(たよりがしま)で休憩
というわけで夕方まで時間があるし
便ケ島の駐車場にはこんな東屋(あずまや、屋根のある休憩所)があったので
2回目の昼食でも食べます。
ちょうど聖平小屋で購入していたカップヌードルがあったのでそれを食べます。
(参考記事:不安を覚えながらの聖岳下山【南アルプス 聖岳登山12】)
3分待って、出来上がりです!
便ケ島〜国道までの仮設道路、開通!
さて食べるか!と思った瞬間、聖光小屋のご主人が軽トラで
「仮設道路が開通しましたー!」と駐車場を回ってくれてました。
えっ?予定よりめっちゃ早いじゃないですか!
夕方の予定だったのにまだ15時30分ですけど?
でも早い分には大歓迎です!
というわけで、仮設道路にレッツゴー!
実は仮設道路の状況は別記事で既に書いてますので
エキサイティングな河原沿いの仮設道路体験記はそちらを参照して下さい。
(参考記事:南アルプス 聖岳・光岳・易老岳へ登山をする方要注意!登山口までの道路 通行止めのお知らせ)
まとめ
以上、気がつけば1泊2日の聖岳(ひじりだけ)登山に行っただけなのに
色々と面白い体験をさせてもらったので
全部で13回という長編シリーズになってました。。。
そのため次回はまとめ記事(Naverまとめ的なやつね)を作ります!
これにて南アルプス聖岳(ひじりだけ)登山、山幸記(さんこうき)は
終了です。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
現在募集中のツアーは↓です!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)