いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
2015年のシルバーウィークに登った南アルプス聖岳(ひじりだけ)登山
の山幸記(さんこうき)、前回は西沢度(にしさわど)での渡渉(としょう、川を渡ること)
の模様をお伝えしました。
(参考記事:聖岳 西沢度のゴンドラを上手く渡る方法【南アルプス 聖岳登山③】)
今回は西沢度から聖平(ひじりだいら)小屋手前の薊畑(あざみばた)までの急登の模様と
4時間の急登を楽に登れるたった一つのコツをお伝えします。
西沢度(にしさわど)(標高1,100m)〜 標高1,800m地点
西沢度を渡って少し登ると廃墟の建物に出ます。
地図によると造林小屋だったようです。(いまいちイメージがわきませんが・・・)
そこからは急登になりますが、朝の木漏れ日が心地よいです。
そこからは、ロープや、
丸太等が行く手を阻みます。
テント泊装備で約20kgの荷物を背負ってこの丸太を超えるのは
ちょっぴり骨が折れますね。
そうして西沢度から約2時間が経過した頃、1,800m地点にある広場に到着しましたので
ここで昼食にします。
初日の昼食はコンビニおにぎりとサンドイッチです。
相棒のコアラ君がもれなく昼食を車の中に置き忘れたため、
私の分を慈悲深い心で分け与えます(笑)
山で困った時はお互い様ですねー。
標高1,800m地点 〜 苔平(こけだいら)(標高2,050m)
昼食を食べた後は次の休憩ポイントの苔平まで移動します。
途中で↓のような倒木があるので
バリアフリーを期待している方にはキツイです。
そして苔平に出ます。
苔平(こけだいら)(標高2,050m)〜 薊畑(あざみばた)(標高約2,400m)
苔平を出ると、またまた倒木があります。
でも山小屋の 方々か山道を管理してくれている方が
キチンと倒木を切ってくれていますのでサクッと通れます。
そうして苔平から約2時間弱進むと、薊畑(あざみばた)に出ます!
ザックが多く置かれていますが、ここは小屋と聖岳との分岐点ですので
ここに大きな荷物をデポ(置いていくこと)しておいて、
そこから皆さん聖岳を目指しているようです。
ここまでくればもう急登はありませんのでホッと一息です。
本日のテント場である聖岳小屋まであと20分です!
4時間の急登を楽に登れるたった一つのコツ
20kgのザックを背負って登っていると
最初の1〜2時間はいいんですけど
約3時間を過ぎたころから若干疲れが出てきます。
ですのでもう少し楽に登れないかな、って色々歩き方を変えてみて
楽に登る方法を模索し始めるんです。
そこでわかった重要な登りのコツとは・・・
重心を前にするということです。
具体的には、
① 体を山側に斜めに傾ける
② 頭が前に出る
③ 足を前に出さないとバランスを保てなくなる
④ 足を前に出す
という動作をします。
するとあら不思議、太ももの筋肉(大腿四頭筋)を酷使しなくても登れちゃいます。
きっと年配の熟練者方なんかはこの方法を使っているんじゃないでしょうか?
山に限らず坂道を登る時やジョギングで走る時にも使えますので
ぜひおためしください。
まとめ
今回は聖岳登山の登り4時間の模様と
4時間の急登を楽に登れるたった一つのコツをお伝えしましたが
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んであなたのアウトドアライフがちょっとだけ豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
コメント