聖岳(ひじりだけ)を下山した後も通行止めにより帰れない?
ひとまず登山口へ降りて仮設道路の復旧を待つ決断を下した我々に待っていた結末は?
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
2015年のシルバーウィークに登った南アルプス聖岳(ひじりだけ)登山
の山幸記(さんこうき)、前回は下山編をスタートしたのですが
さすが南アルプスです。難しいのは各地名の読み方だけじゃないようです。
下山も簡単にさせてくれません。
なぜなら登山口までの道が”通行止め”になってしまったからです!
(参考記事:下山しても帰れない可能性が!?【南アルプス 聖岳登山11】)
果たして我々は無事に下山した後、帰れるのでしょうか?
聖平(ひじりだいら)小屋〜便ケ島(たよりがしま)の下山ルート
下山ルートは↓の地図のようになっています。
聖平小屋から薊畑(あざみばた、標高2,400m)を通って高度を一気に下げて
標高970mの便ケ島(たよりがしま)まで行きます。
同じ日に聖岳(3,013m)に登頂してますのでそこから考えると
標高2,043m分下るわけです。めっちゃ膝が痛くなりそうな下りっぷりですねぇ。
聖平小屋(ひじりだいらごや)
前回の記事にも書いた通り、聖平小屋の方から通行止めの最新情報を聞き出す中で
蜘蛛の糸コメントを聞きました。
「今までも同様のケースでは河原に仮設道路を作って車を通したことがある。
今回もそのようになるかもしれない。」
そうやって話している時に他の登山者の方は
聖平小屋へ延泊の申し込みをしています。
私も次の日の旅行の予定が無ければそうしたいところですが
なんとしても帰るという🔥不退転の決意🔥がありましたので、下山を開始します。
まぁ最悪登山口の便ケ島に車を停めてあるので車中泊もできるし、
テントも持っているのでテント泊もできます。
水は水場があるしトイレもあるから大丈夫。
しかし食料が無い!
ということで念のため聖平小屋でカップラーメンを購入。
カップヌードルが最後の一個だったのをゲットしました!
薊畑(あざみばた)
一体何度ここを通っただろう・・・
デポしたザックを再び背負ってここからが本格的な下りです。
薊畑(あざみばた)〜西沢度(にしさわど)
下ってしばらくすると、もののけの森のような場所に出てきました。
その後も、丸太を、
越えて、
行きます!
また別の丸太が!
こんなに丸太ばかり出てきてまるで彼岸島のようです(マニアックなネタですいません)
彼岸島(1) (ヤンマガKCスペシャル) | ||||
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丸太の大群?を抜けると今度は綱渡りです。
写真では伝わりづらいですが、もし下に落ちたらヤバい状況です。
(一応落ちた時のために網は張っておいてくれてますが)
登りの時より怖いような気がします・・・
(参考記事:4時間の急登を楽に登れるたった一つのコツとは?【南アルプス 聖岳登山④】)
急坂をテント泊の重い装備を背負って下っていたので
私の膝にも影響が出てきました。
ここからは必殺カニ歩きで下ります!
ちょっとおちゃらけてますがこのように下ると膝の痛みが軽減されるんですよ。
そんな状態で下った先にあるものは・・・
次回へ続きます。
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