いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
デジタル一眼レフを使いこなしたいy-heyです。
2017年9月3日(日)に、東京で開催された
ブロガーのための「一眼・ミラーレス・コンデジ、ハッピー写真術」ワークショップに
参加してきました!
この講座を受けて写真撮影の技術がホントに向上しました!
後は実践するのみですが、
今回の記事では講座の雰囲気や学んだことの一部を紹介しましょう!
講座を受講した理由
このブログでは登山やキャンプの時に一眼レフで撮影した素晴らしい景色をお伝えしています。
y-heyは上の子が生まれたのをきっかけに2009年に一眼レフCannon Kiss X3を購入して使い始め、
2012年にはCannon 5D MarkIII, 2015年には5DsRまで機材をパワーアップさせていますが、
完全な独学でやってきたため完全にカメラの性能を引き出せていないと感じるジレンマを抱えていました。
[voice icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/9c81541b4ea6918bd98535b8ee40cd50.jpg” name=”y-hey” type=”l big”]いいカメラ持ってるんですけどねぇ・・・[/voice]
そこで今回の講座で写真撮影の技術をきちんと学んだおこうと考え
今回の講座の受講に至りました。
講師は写真家の方々
写真家・教育者・写真界エバンジェリスト シンヤBさん
報道の仕事に従事し、アメリカで写真を学んでこられたのち
大学でアートを教えておられる方です。
愛機のライカと共に撮らせて頂いた1枚です。
写真家・ウェブコーチ ものくろさん
このブログでもなんどか登場しているため、御存知の読者もいらっしゃると思いますが
ブログやWordPressに超詳しい方です。
最近もPHPのバージョンを上げるサポートをして頂きました。
ものくろさんのブログ講座関連記事
[aside type=”boader”]- 裏ものくろ@名古屋 2017.6.29 で習ったブログで必要な知識を紹介しちゃいます
- ものくろキャンプ 名古屋でオフ会 ブログ方向性の一番大事な話を聞いてしまった!
- 裏ものくろ@名古屋 2017.4.27 に参加 ブログに対する知識が深まった![/aside]
撮影術(座学)
グレーカードを使って露出(明るさ)・ホワイトバランス(青⇔黄の色味)を調整する
いきなり出てきたのがグレーカード。
カメラの露出計はこの反射率18%のグレーカードを基準にして露出(明るさ)を決めているようです。
これを使って露出やホワイトバランスを調整するようです。
講座で使ったグレーカードは銀一のグレーカードでした。
[voice icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/ab0ef476474dd89d469a4a6a02fd9234.jpg” name=”y-hey” type=”l big”]
そんなカードがあったことすら知りませんでした・・・[/voice]
このグレーカードを基準にしたとき、
明るいものを撮影する時・・・露出をプラス補正
暗いものを撮影する時・・・露出をマイナス補正
とするのが基本です。
グレーカードの使い方は
ホワイトバランスを合わせたいのか?
露出を合わせたいのか?
によって異なりますが、
設定方法はカメラによって違うので
ご自身が持っているカメラの説明書で「カスタムホワイトバランス」の欄を参考に設定して下さい。
また、↓の知恵袋も参考になるかと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1292115937
カメラのセンサーにおける光の許容範囲
カメラが持っている光の許容範囲は人間の目に対してかなり狭いため
昼間の景色で影ができている場所を撮影すると、
明るいところは白とび(真っ白になること)になったり、
暗い部分は黒つぶれ(真っ黒になること)になったりしてしまいます。
そのため、写真の構図を決める時に、なるべくそのような箇所が無いか?
も考えておく必要があります。(特に影がくっきり出る昼間の風景写真の場合)
絞り
絞りの数字が小さい → 光の取り込み量が多い → 明るい
絞りの数字が大きい → 光の取り込み量が少ない → 暗い
シャッタースピード
1/60秒以上だと手ブレするので
三脚を使わないスナップ写真の場合は1/80〜1/125秒以下の速度が良い。
ISO感度
数字が小さい方が綺麗に撮れる。感度を上げると1つ1つの粒子が荒れる。
絞り、シャッタースピード、ISO感度の値の一覧はシンヤBさんのブログに載っていますので
参考にして下さい。
http://shinyab.com/ja/archives/1322#more-1322
その他にも
測光モード、レンズ、構図、ヒストグラムの読み方、ゾーンシステムの考え方等について学び、
頭がオーバーヒートしてケムリが出そうになってきたところでランチタイムに突入しました!
構図についても参考にある記事がシンヤBさんのブログに載っていますのでこちらも参考に。
http://shinyab.com/ja/archives/1625
撮影術実践タイム
お昼になったら、ランチも兼ねて撮影の実践タイムです!
浅草橋にある寿司屋さんでのランチでした。
7名が一眼レフを出して撮りまくっているため、我々のグループは独特の雰囲気だったことでしょう・・・
今回の昼食の一枚。海鮮御膳ごちそうさまでした!
そして昼食後には「浅草橋」から隣の駅である「両国」まで移動し
ここで撮影実践編のスタート!
y-heyは空と木の写真等を撮りました。
RAW画像現像術
今回は撮影した画像を普段おなじみのJPEG形式では無く
撮影した生データのRAW形式で保存しています。
そのRAW画像を、なんとiPhoneを使って現像していくのです!
[voice icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/ab0ef476474dd89d469a4a6a02fd9234.jpg” name=”y-hey” type=”l big”]えっ?iPhoneで現像できるの!?[/voice]
まずはiPhoneに接続できるLightning形式のSDカードリーダーを使い
SDカードからiPhoneにRAW画像を取り込みます。
そしてそこからは
「Snapseed(スナップシード)」というアプリと、「Instaflash Pro(インスタフラッシュプロ)」を使って
RAW画像をリタッチ(色合い等を調整)して現像(JPEG等の形式に変換)していきます。
リタッチや現像の詳しいやり方は講座で教えてもらえますよ♪
例えば両国駅で電車を写した1枚。
もともと撮影した画像だと↓のようになりました。
カメラの液晶画面で確認した時、雲の部分が白とびしているから削除しようかなと思っていたのですが
シンヤBさんに「電車の部分の質感とか良いから使えるかもしれない」と言われて残しておきました。
そしてiPhoneでリタッチした後に現像してみたら、見事な色合いになりました!
データ保存方法
RAW画像で撮影する場合、カメラマン達の頭を悩ませるのが
データの保存方法ではないでしょうか?
今回、講師のシンヤBさんに質問したところ、
バックアップは“外付けハードディスクを2台使用している”とのこと。
どちらかが壊れてもいいように全く同じデータを2台分保存しているのだとか。
なるほどこれならどちらかのハードディスクが壊れた場合でも最悪片方は残りますね。
y-heyも大容量のハードディスクを買ってきて、しっかりと保存しようと思いました。
最近では3TBの容量でも1万円以下で買えるんですね。今度買おう(笑)
写真が上達するコツ
写真が上達するには批判的思考が大事と教わりました。
ここでの批判的思考(Critical Thinking)とは、
- 自分の写真を見て、何が問題か洗い出し、解決方法を試すこと
- 他人の写真を見て、「なぜいいと感じたか?」を考えること
これらを次の自分の撮影に取り込むことで
じょじょに上達するようです。
まとめ
今回の講座は10:00~18:00でしたが、実際には19:00近くまで行われ
大変多くのことを学んだため、まだ頭の中からケムリが出ており
自分の中で消化しきれていない部分もありますが、相当多くのことを学ばせて頂きました。
今後は今回学んだことを積極的に実践して撮影技術を上達させたいです!
講座が気になる方は2017年9月10日(日)にも同じ講座が開催されますので
参加してみてはいかがですか?
残席わずかだそうですので参加するなら「今でしょ!」(古い?)
ブロガーのための「一眼・ミラーレス・コンデジ、ハッピー写真術」ワークショップ 初級編(講師 シンヤB)
おまけ
講座の後に居酒屋へ移動し、懇親会が開かれましたので
習ったばかりのグレーカードを使って、料理を撮影してみました!
前菜のサラダ
うにとローストビーフの「うにく」
鶏の唐揚げ
鉄板餃子。ホワイトバランスの色温度はグレーカードで測ったら、2,750でした。
ジンギスカン。北海道の料理のお店でしたので。美味しかったです!
今回の記事を読んであなたのカメラライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
コメント