【登山初心者必読】 日帰り登山でも絶対必要なあなたの命を守る持ち物とは?
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
以前日帰り登山を予定していて遭難し、ビバーク(野営)を余儀なくされた経験があります。
10月中旬の寒い夜を山の中で過ごしましたが、ビバークに必要な装備は持っていたため、
低体温症にはならずに生き延びることができました。
このような経験を踏まえて、今回は日帰り登山とはいえ絶対に削ってはいけない装備をご紹介します。
※登山靴、ザック、レインウェアのいわゆる「3種の神器」は既にお持ちという前提でここから話しを進めます。
「3種の神器」やその他の基本的装備の紹介は↓の記事でしていますので参考にして下さい。
現在地把握
登山計画書
どんな低山であっても登山計画書の作成は必須です。
もし経験者の方と登山される場合は、その方に作成してもらうと良いと思います。
なぜなら登山計画書を作成することによって
- 地図・ルートの確認、
- 行程(スケジュール)に無理がないかの確認
- 必要装備の確認
ができるためです。
登山計画書(登山届)の作成方法については↓の記事で詳しく解説しています。
▶登山届(登山計画書)とは?書き方や記入例、エクセルのフォーマットも紹介
メジャーな山でしたらヤマレコのサイトから、ヤマプラというシステムを使って
行程表や登山計画書を作成できてしまいます。
これは超便利です!
y-hey
地図・コンパス・高度計
現在地を把握するために必要です。
登山でしたらコースタイムも記載されている山と高原地図がおススメです。
もしくは国土地理院地図の25000分の1図です。
地図は雨に濡れても大丈夫なように、マップケースかZIP LOCKに入れて持ち運びましょう。
コンパスは方角がわかるだけのものでは無く
読図に必要なプレートコンパスがあるといいでしょう。
昔から多くのモデルを出しているシルバ製がオススメです。
高度計は腕時計と一体モデルが一般的です。
選ぶならカシオのプロトレックかスントが有名ですが
私はプロトレックを愛用しています。
こちらはスントのGPS・心拍計機能もついているモデルです。
スント(SUUNTO) 腕時計 スパルタン トレーナー リストHR ブラック 5気圧防水 GPS 心拍/速度/距離/高度計測 [日本正規品 メーカー保証2年] SS022668000
携帯電話
万が一の時に緊急連絡、救助要請をするために必要です。
登山開始前には必ずフル充電にしておき、できれば登山中はバッテリーの減りを少なくするため電源OFFかフライトモードにしておきましょう。
間違ってもスマホゲームとかやってはいけませんよ(笑)
電波の悪い山の中でそんなことをしていたら、あっという間にバッテリー残量が無くなります。
今はとても便利な時代で、スマホの地図アプリを使えば現在地を把握することができます。
GPSを使っているのでオフラインでも現在地が把握できます。
登山に行く前にダウンロードし、練習で使っておくことをおすすめします。
おすすめ無料アプリ:
ただしスマホのバッテリーを消費するので、念のためモバイルバッテリーも合わせて持っていきましょう!
持ち運び時には防水スタッフバッグかZIP LOCKに入れて
雨に濡れないようにしておくといいです。
ビバーク(野営)
万が一、道迷いや滑落等で怪我をしてしまい
予定通り下山できなかった場合、ビバーク(野営)する必要が出てきます。
そのような場合になっていいように下記の装備は持っておくべきです。
エマージェンシーシート もしくは ツェルト
夜の気温が10℃前後までならエマージェンシーシート、
それ以下になるようならツェルトを準備しましょう。
これがあると万が一の時、あなたの命を救うことになります。
エマージェンシーシートは重さたったの45gですので
お守り代わりにザックに入れておきましょう。
夜の気温が10℃以下になる場合は
ツェルトを用意したほうがいいです。
特に日帰り雪山登山はツェルトの携帯は必須です。
これを持たずにビバークすると低体温症まっしぐらです。
防寒着(レインウェア、ダウンジャケット)
山の夜を過ごすのは寒いですので
防寒着は必須です。
レインウェア(無雪期)か
ハードシェル(積雪期)
ダウンジャケット等を携帯しておくといいです。
モンベルのプラズマ1000はフィルパワー(どれだけ膨らむかの指標)が1000(ようは超フコフコのダウンを使用している)
ということで温かいながらも超軽量のためザックの荷物は1gでも軽くしたいあなたにオススメです。
まぁユニクロのダウンジャケットでもかなりいけますけどね。
ヘッドライト
日帰り登山でも、道を間違えて日没になってしまった!
というケースは起こりえますのでヘッドライトは必須アイテムです。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット BD81053 オクタン
ブラックダイヤモンド スポットは超オススメなのでレビュー記事も書いています。
よかったら参考にして下さい。
▶あなたの登山用ヘッドライトにブラックダイヤモンド スポットをオススメする理由
非常食、水分
日帰り登山といえども少し余分に食糧(携帯食)を
非常食として持っておくといいでしょう。
また、通常の行程の水+α の水分を持っておくようにしましょう。
水が無いと人間は4〜5日しか生きられません。
登山時の水分の携帯にはプラティパスがオススメです。
中身が減るとペラペラになって省スペースです。
ファーストエイドキット
山の中ではいつ怪我をするかわからないため
ファーストエイドキットをパーティーの誰かが一つ携帯しておくと安心です。
まとめ
今回は日帰り登山でも絶対必要な装備を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
たとえ日帰り登山といえども、今回紹介した道具を準備して安全登山を心がけて下さい。
ちなみにAmazonの登山初心者ストアは登山用品や服装がかなり充実しています。
お店では中々手に入らない品も安く売られており、Amazonプライムであれば即日配達で送料無料、
さらに頻繁にセールを行なっているため、定期的にチェックすると良いです。
この記事を読んであなたのアウトドアライフがちょっとだけ豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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初心者や登山をしない方は特に読んで下さい。
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