なぜ、登山では「挨拶」をするのか?
こんにちは!アウトドアライフクリエイターのy-heyです!
登山をされたことがある人は経験があるかと思いますが、山ではすれ違いの時に「こんにちは」と挨拶をします。
街中では特にそういった挨拶の習慣は無いため、なんで?と思う方もいるかもしれません。
今回は「なぜ、登山では挨拶をするのか?」についての理由を説明します。
人としての礼儀
まず、一番は「人としての礼儀」ですね。
街中では人が多いため、いちいち見知らぬ人に挨拶はしないですが、
山の中は人が少ないため、すれ違っても挨拶をしないと失礼ですよね。
(人混みが激しいシーズン中の富士山や高尾山では全員に挨拶はしないと思いますが)
お互いが「こんにちは!」と笑顔で声掛けできれば気持ちがいいですしね。
その場合は「ハァハァ、ゼェゼェ」と激しく呼吸をしていれば
相手の方も「この人は挨拶をするのも辛いくらいがんばってるのだな」と思ってもらえます(笑)
また、挨拶をすれば後に述べる情報交換の役割にもなりますし、
そこから仲良くなれば後々の山行を一緒に行くことになるかもしれません。
万が一の場合の目撃情報となる
山では何が起こるか分かりません。
もし、遭難してしまった場合、目撃者の証言は非常に重要な情報となります。
挨拶をしておけば、相手があなたのことを覚えてくれているかもしれません。
「〇〇尾根であの人とすれ違った」などと目撃情報があれば、救助隊の方も遭難場所を特定しやすくなり、早期救助に繋がります。
このように、挨拶をすることは自分の存在を他人に記憶させ、万が一の場合に備える目的もあるのです。
山の情報を得られる
すれ違う人に挨拶をするついでに、
この先の登山道で危険箇所は無いですか?
y-hey
等と声をかければ、情報を得ることができます。
すれ違うということは、相手はすでにその先の道を通ってきたわけですから。
刻一刻と変わる登山道の最新の状況を知ることが出来ますので、貴重な情報源というわけです。
「特に危険箇所は無いですよ」という回答がほとんどだと思いますが、
まれに「この先の橋が崩落しているから気をつけて下さい」という情報を得ることができます。
そんな場合は「えっ?橋が崩落しているのに、どの箇所を渡って来られたのですか?」
と聞くと「実は崩落した橋の山側のほうにルートがあって・・・」
なんていう生の声が聞けます。
このように、山での挨拶はマナーだけでなく、情報交換の場にもなりうるものなのです。
まとめ
今回はなぜ、登山では挨拶をするのか?についての理由をお伝えしました。
礼儀的な面だけでなく、万が一の時のため、また山の情報交換の場でもあるというわけです。
ちなみに山では朝8時くらいでも「こんにちは」と挨拶されることもあります。
山の朝は早いからでしょうか。
何時くらいまでが「おはようございます」で何時からが「こんにちは」となるのか、
明確な定義は無いですが、挨拶の本来の目的は「気持ちが通じること」です。
あなたも山へ行ったら積極的に挨拶してみて下さい!
この記事を読んであなたのアウトドアライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)
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