登山のマナー すれ違いはどちらが優先?
こんにちは!アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
登山で山頂に行くまでに登るのが登山道。
登山道では登る側と下る側の人同士がすれ違うことが難しい狭い道を通ることがあります。
そんな場合はどちらが譲ったら良いのでしょうか?
登山ではマナーとして一定の決まりごとがありますので
今回は「登山道でのすれ違いはどちらが優先なのか?」について説明します。
基本的には登り優先
登山では、基本的には登り優先です。
これは登山、下山という意味では無く、「すれ違う斜面が登りか下りか」で判断します。
例えば、山頂に向かっている人(登山側)が下りの斜面に差し掛かった場合、下山側の登りの人が優先です。
でもなぜでしょうか?これには理由があります。
y-hey
安全のため
先に行かせた下りの人が滑った場合、登りで待っている人も巻き込まれる可能性があります。
逆に登りの人が先に行って滑っても、下りの人は上で待っているため被害を受けません。
(滑った人が危険な状況になったら助けるべきですが)
また、下っている人が落石を起こす危険もあります。
譲る場合は山側に身を寄せて待ちます。
谷側に身を寄せると、すれ違いの時にうっかりぶつかってしまった場合、
転落する危険があるためです。
下りのほうが先に気づきやすいから
下り側のほうが先の方まで見渡せるため、登ってくる人を先に気付いてあげられます。
先に気付けば、道の脇に寄って登山側の人を譲ることができます。
状況に応じて臨機応変に譲り合う
[emphasis]基本的には[/emphasis]登り優先と書いた通り、状況に応じて判断すべき場合があります。
安全な道にいるほうが譲る
自分が登っている時でも、ちょうど待避所があったりして
安全に下山側の人を待てる場合は譲るようにしましょう。
車で狭い道のすれ違いをする時と同じです。
譲りやすいほうが譲れば良いです。
グループでは人数が多いほうが譲る
グループでは人数が多いほうが譲るようにします。
なぜなら、人数の多いグループに先に行ってもらうとかなり待つことになるからです。
そのため、人数が多いグループは積極的に譲るようにすると良いです。
先に譲れる余裕を持つほうが上級者
色々なパターンをここまで書いてきましたが、
もしすれ違う場合があれば、なるべく先に譲ってしまいましょう。
譲られた方は気持ち良いですし、
「ありがとうございます」の声をかけてもらえれば、譲ったほうも気持の良いものです。
それくらい余裕を持って登山できる人が、「山の上級者」と言えるのではないでしょうか?
まとめ
今回は登山道でのすれ違いはどちらが優先なのか?について説明しましたがいかがでしたでしょうか?
- 基本的には登り優先
- 状況の応じて判断
- 先に譲れるほうが山の上級者
このような登山のマナーを知って、快適で安全登山を楽しんで下さい!
y-hey
この記事を読んであなたのアウトドアライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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