【初心者必見】キャンプに絶対必要なおすすめ道具はこれだ! 〜タープ編〜
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
キャンプをするのにテントと並んでもう一つ重要な道具はなんだと思いますか?
それは、タープ(日差し・雨を防ぐ布)です!
今回は初心者の方がキャンプに使うタープの選び方、種類、張り方、
おすすめタープの紹介をします。
タープとは?
タープというのは日差し、雨を防ぐための広い布のことで
キャンプ場で見かける↓のような屋根みたいなやつのことです。
なんか、かっこいいですねぇ。
出典:スノーピークHP
これがあれば日差しが強い時も日除けになるし
雨が降った時にも下にいれば濡れずにすむ、ということで
快適なリビング空間を作ってくれるもの、それがタープです。
これがあるのと無いのとではキャンプの充実度が全く変わってきます。
ですのでキャンプを始めるならまずはタープとテントを揃えましょう。
今回はタープについて見ていきます。
タープの種類
タープといっても色々と種類があります。
それぞれの種類とメリット、デメリットとなる特徴を見ていきましょう。
1. ヘキサタープ
snowpeak タープ /R HDタープ “シールド”・ヘキサ(L) Pro セット
ヘキサゴン(hexagon:六角形)という意味からその名の通り
六角形の形状をしているタープです。
○:設営が簡単(10分以内)
ポール2本で設営できるため10分以内、慣れてくれば5分くらいでの設営も可能です。
また、一人でで設営することもできるのが特徴です。
設営が簡単というのは結構重要で、これに時間がかかると
キャンプをするたびにだんだん面倒臭くなってきてしまいにはキャンプに行かなくなる・・・
ということになりますので、最初は設営が簡単なものを選ぶと良いでしょう。
↓はヘキサタープの張り方を説明した動画です。この通りにやればバッチリ設営できます。
○:開放感がある
屋根があるだけなので風通しが良く、夏は涼しく自然を感じることができます。
×:冬は寒い
開放感があることのデメリットとして、冬は寒いということになります。
もし冬にもキャンプをするようであれば後述するスクリーンタープがオススメです。
2. レクタタープ
snowpeak タープ /R HDタープ “シールド”・レクタ(M) Pro セット
レクタングル(rectangle:長方形)からきており
長方形の布の形状が特徴です。
○:開放感がある
屋根があるだけなので風通しが良く、夏は涼しく自然を感じることができます。
○:張り方のバリエーションがある
サイドのポールの高さを変えたり、無くしたりすることにより
張り方を変化させることができます。
例えば雨の強い日にはサイドのポール高さを低めにして
雨が降りこまないよう調整したりできます。
△:設営にやや時間がかかる(約15分)
長方形を支えるためメインのポール(中央)に加えて
サイドポールが四辺にあるため、合計6本ポールを立てることになります。
二人以上で設営することが望ましいです。
↓はレクタタープの張り方を説明した動画です。これもこの通りやれば大丈夫です。
×:冬は寒い
これもレクタタープと同様、冬は寒いです。
もし冬にもキャンプをするようであれば後述するスクリーンタープがオススメです。
3. スクリーンタープ
snowpeak タープ /R ランドブリーズ・リビングシェルシールド
スクリーンという名の通り、全体が覆われているタープです。
シェルターとも呼んだりします。
○:雨に強い
土砂降りの時や夕立の時でも周りが完全に覆われているため
全く濡れずに過ごすことができます。
○:虫除けにもなる
キャンプをする場所は大自然の中。
夜はランタンの光に誘われて虫が寄ってきます。
そんな虫達もスクリーンタープの中までは入ってこれません。
○:冬でも暖かい
冬は中にストーブ等を持ち込んでヌクヌク温まることができます。
↓こんなやつです。
また、時間はかかりますがテントとドッキングして
スクリーンタープ ⇔ テント 間を行き来することもできます。
×:夏は暑い
全体を覆われているので冬は暖かい反面、夏は暑いです。
メッシュがついているものが大半ですのでメッシュをうまく使いましょう。
×:設営に時間がかかる(30分以上)
これがスクリーンタープの難点なところ。
でも構造上、どうしても時間がかかります。
4. ワンタッチタープ
KANTAN TARP カンタンタープハーフキャノピー(300×300)
その名のとおり、ワンタッチで設営ができるタープです。
↑に記載したカンタンタープが有名です。
パッと広げてあっという間に設営できるので手間は全くかかりません。
ただし風に飛ばされやすいのでどちらかというと日帰りバーベキュー用です。
○:設営が超簡単(5分以内)
ワンタッチという名だけあって設営は超早いです。
脚の部分を広げておしまいですのであっという間です。
×:雨風に弱い
張り縄で固定しないため、強風が吹くとタープごと倒れてしまいます。
また、雨が強く降った際も雨が斜めに降ってくると結構足元にかかります。
キャンプで使用する際には夜はたたんでおいたほうが吉です。
初心者にオススメのタープはこれで決まり!
で、色々と見てきたけど、どれが初心者がキャンプをするのにオススメなの?
というと、ズバリ ヘキサタープ です。
ヘキサタープは開放感に優れていて、設営も慣れれば5〜10分でできるため
夏メインで、秋・春もキャンプをするかも?というキャンプ初心者には
まさにうってつけのタープです。
もし冬にもキャンプをしたい!
というすでにキャンプ用品ジャングルに迷いこみ始めている方は
後でスクリーンタープを買い足せば良いかと思います。
(私もそうしました)
私が実際に購入したのはスノーピークのヘキサLというタープ。
6人以上のグループキャンプをすることを想定して↓のLサイズを購入しました。
実際には大人・子供合わせて12人で
テーブルを3つ並べて使用しても十分カバーできました。
遮光性・耐水性も申し分のないタープです。
キャンプで夜に大雨に降られたことがありますが
全く水漏れ等なく、快適にタープの下で
お酒を楽しむことができました。(大雨でしたけど)
初めてタープを購入する際は
タープ幕・ポール(両端の柱)・ペグ(地面に打ち込む釘)・ハンマー
がセットになっているProセットを購入しておくと
後々タープ幕を買い換えた場合でもポール・ペグ・ハンマーは
そのまま使えるのでオススメです。
Proセットに同梱されているペグはソリッドステークといって
他社製のタープやテントを購入しても付属のプラスチックペグは実際には使えないため
みんなこのペグを別途購入するというペグです。
Proセットには最初からソリッドステークがついているため安心です。
グループキャンプをせず、家族4〜5人でキャンプをすることが多くなりそう
という場合はMサイズがオススメ。
いきなりスノーピークは敷居が高いかも・・・
なんていう方はコールマンのヘキサタープはどうでしょうか?
最初の一幕として値段もお手頃ですしね。
こちらも遮光性・耐水性はスノーピーク程ではないですが必要十分です。
ただし同梱されているペグ・ハンマーはプラスチック製で実際には
使用できません(強風の際はあっという間に壊れます)ので
別途ソリッドステーク等の強度のあるペグを購入して下さい。
ソリッドステークはS55Cの鋼鉄素材、鍛造工法で作られており
(鍛造というのはイメージとして刀鍛冶の人が熱い鉄をカンカン叩く工法です)
最強ペグと呼ばれているものです。
中途半端なペグを購入すると使用中にペグがひん曲がったり折れたりして
書い直す必要が生じますので最初からこのペグを使えば10年はもつと思います。
タープにはソリッドステーク30(長さが30cm)が8本あるとよいでしょう。
↓は6本セットなのでこのセットが一つと、
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30(6本セット) R-103-1
あとは↓の単品を2本買い足せば良いです。
スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク 30 R-103
最後に忘れてはいけないのがハンマー。
↓のハンマーはペグを引き抜く時に使う引っ掛け形状が
ついているためテント撤収の時に超便利です。
スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S N-002
先端が銅製になっていて凹みが少ない豪華版ハンマーもあります。
上で紹介しましたヘキサProセットを購入すれば
もれなくこの豪華版ハンマーがセットとして入ってます。
これでペグを打ち込む時の音がいいんですよね。
スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C N-001
まとめ
というわけで今回はキャンプを始めたばかりの初心者の方がタープを選ぶ際に
必要な情報をまとめてみました。
よくホームセンターとかで激安のタープも売っていますが
数回で雨漏りがしたり、張り縄のテンションがかかる部分が
壊れたりする可能性があるので、
できれば最初からちゃんとしたタープを購入することをオススメします。
タープを使って快適なリビング空間を作り、
キャンプを大いに楽しみましょう!
この記事を読んであなたのアウトドアライフがちょっとだけ豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
現在募集中のツアーは↓です!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)