南米最高峰アコンカグア登山の費用はいくら?個人手配の価格をまとめてみた
こんにちは!写真も撮れる登山ガイドのy-heyです!
一般的な日本からのツアーで行くとツアー代だけで100万円かかると言われている南米最高峰アコンカグア登山。
2013年末に単独で個人手配で行ってきたアコンカグア登山にはどれくらい費用がかかったのでしょうか?
まとめてみたら、驚くほど節約できていることが判明しました!
ちなみにアコンカグア登山にかかった費用を計算したExcel fileを無料ダウンロードできるようにしましたので、いきなり解答を見たい方は↓のボタンからどうぞ!
- アルゼンチン メンドーサまでの飛行機
- アルゼンチン到着後の移動
- ホテル
- 入山許可証発行費
- 登山道具
と項目を分けて解説していきます。
1. アルゼンチン メンドーサまでの飛行機
メキシコ出張にからめてアルゼンチンまで移動
実はy-heyは会社のメキシコ出張(中米)のついでにアルゼンチンのメンドーサ(南米)まで行くという裏技を使ったため、航空券代は安くすみました。
このあたりのいきさつは別記事で書いています。
y-hey
南米最高峰アコンカグア単独登山記【1】アルゼンチンまで移動編
旅程
往路
名古屋(中部国際空港)→ロサンゼルス→メキシコシティ→アグアスカリエンテス(メキシコ)
→メキシコシティ→アトランタ(アメリカ)→サンチャゴ(チリ)→メンドーサ(アルゼンチン)
2013/12/15
8:10 セントレア
↓(1:05 by ALL NIPPON AIRWAYS)
9:15 成田
15:10 成田
↓(9:50 by Delta)
8:00 Los Angels
9:54 Los Angels
↓(3:34 by Delta)
15:28 Mexico City
17:37 Mexico City
↓(1:06 by Delta)
18:43 Aguascalientes
2013/12/17
9:33 Aguascalientes
↓(1:12 by Delta)
10:45 Mexico City
13:15 Mexico City
↓(3:00 by Delta)
17:15 Atlanta
21:55 Atlanta
↓(9:30 by Delta)
12/18 9:25 Santiago
12:35 Santiago
↓(0:55 by Lan)
13:30 Mendoza
復路
メンドーサ(アルゼンチン)→サンチャゴ(チリ)→アトランタ(アメリカ)→デトロイト(アメリカ)→名古屋(中部国際空港)
2014/1/5
17:25 Mendoza
↓(1:00 by Lan)
18:25 Santiago
22:10 Santiago
↓(9:48 by Delta)
1/6 5:58 Atlanta
10:55 Atlanta
↓(2:08 by Delta)
13:01 Detroit
15:30 Detroit
↓(13:25 by Delta)
1/7 18:55 Nagoya
というルートで、本来なら合計435,510円かかるところ、
自費負担分はアトランタ→サンチャゴ→メンドーサの往復分で、なんと101,860円で済みました。
ちなみに航空券を比較検討できるSkyscanner(スカイスキャナー)というサイトで
12月中旬発、1月初旬現地発で成田⇔メンドーサの航空券を調べたら最安で168,992円でした。
2. アルゼンチン 到着後の移動
アルゼンチンのメンドーサ空港に到着後、移動関係でさらにお金がかかります。
これらは登山エージェントであるLANKOにお願いして
- 空港 → メンドーサ市内のホテル 35US$
- ホテル → 登山口 360US$
- 登山口付近(ペニテンテス)のロッジ代 45US$
- 登山口オルコネス 〜 ベースキャンプまでのムーラでの荷物運搬代 360US$
合計800US$(当時のレート1US$ = 103円で、82,400円)かかりました。
これも実際に行った時の様子は別記事で書いています。
y-hey
3. ホテル
登山前にはメンドーサ市内のホテルメンドーサ(そのまんまの名前)で2泊し、その間に入山手続きや道具(ガス缶、地図)の準備を済ませました。
下山後もホテルに泊まり、空港へ行くまでにぐっすり休みました。
- 登山前ホテル代(2泊):16,760円
- 下山後ホテル代(1泊):12,253円
合計 29,013円かかりました。
4. 入山許可証発行費
アコンカグア登山には入山許可証が必要なため、これをメンドーサ市内の観光局で申請します。
申請にかかる費用は2013年当時は5500 AR$(アルゼンチンドル、当時のレートで約90,750円)でした。
5. 登山道具
アコンカグア登山にあたって揃えた道具達。
色々と揃えましたが、出費が大きかったのは
- 二重登山靴 ファントム8000 124,983円(1249 US$)(Amazon.jpでは当時入手できなかったのでAmazon.comで購入)
- ダッフルバッグ 12,600円
- ソーラーパネル 49,000円
- パルスオキシメーター 16,800円
その他もろもろの細かい道具達を合わせると、なんと226,343円!
道具に一番お金がかかりました・・・
y-hey
詳しくは別記事で解説していますので、そちらを確認して下さい。
【保存版】南米最高峰アコンカグア登山に必要な装備・持ち物を徹底解説
まとめ
アコンカグア登山にかかる費用をまとめてみますと
以外と?道具にかかった費用が一番だったりしましたね。
さぁ、アコンカグア登山(個人手配)で結局いくら使ったのでしょうか?
ドドドドドド・・・・
バン!
合計 530,366円!
道具費用が約22万円なので
単純に移動や宿泊、入山申請の費用だと 53万円 – 22万円 = 31万円
ということになります。
日本発のガイド付きツアーですと約100万円なので約70万円近く節約することができました。
(食費はアルファ米等を別途準備していく必要がありますが)
しかしかなり手間はかかりますし、入山申請や現地の移動手配は英語でのやり取りになりますので英語力も必要です。
ちょっと自信が無いなら、日本発のツアーに参加したほうが安心と言えば安心です。
それか、英語を再び勉強してみるのも手ですね。
英語の教材を100冊以上買い込んで勉強して1年半でTOEIC910点を取得したy-heyが
実際に使って一番役に立ったと胸を張ってオススメできる教材は↓のアルクのヒアリングマラソンです。
このヒアリングマラソンはなんと言っても教材のバランスが良いです。
アコンカグア登山の準備でやるべきことや、かかった費用を計算したExcel fileを無料ダウンロードできるようにしましたので、まとめて見たい方は↓のボタンからどうぞ!
この記事を読んであなたがアコンカグア登山を目指す(あまりいないと思いますが)時のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
現在募集中のツアーは↓です!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)