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南米最高峰アコンカグア単独登山記【4】 コンフルエンシア〜南壁で高度順応

 
アコンカグア南壁とy-hey
この記事を書いている人 - WRITER -
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。 写真も撮れる登山ガイドとして 登山、アウトドア等の記事を発信し、読者の方に ”人生を120%楽しんでもらいたい”と考えています。 2児の父ですが単独で南米最高峰アコンカグアや アフリカ最高峰キリマンジャロをフルサイズ一眼レフカメラを抱えて登ったり(普段は自称イクメンです)空手もやってる多趣味な男です。 ブログは2005年から書いています。(当サイトは2015年からです) 2017年11月にテレビ出演し、2018年5月には10万PV突破しました!
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こんにちは!アウトドアライフクリエイターのy-heyです。

2013年12月に南米最高峰アコンカグア(6,962m)に単独登山してきた記録の第4弾は
登山口のオルコネス(2,900m)からコンフルエンシア(3,414m)と
南壁のあるプラザ・フランシア(4,023m)まで行って高度順応するところをお伝えします。

 

前回の記事では登山基地となる街、アルゼンチンのメンドーサから
アコンカグア登山口のオルコネスへの移動編をお伝えしました。

南米最高峰アコンカグア単独登山記【3】 メンドーサから登山口 オルコネスへ

 

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登山1日目 2013年12月21日(土)

Horcones(オルコネス, 2900m)11:11  ~ 14:48 Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)テント泊

アコンカグア オルコネス登山口1

登山口のオルコネスから歩き出すと、このような広大な道が広がります。
左奥に見える雪山がアコンカグアです。

 

南半球であるアルゼンチンは12月は夏なのですが、アコンカグア頂上は6,962mなので-20℃になります。
(緯度により異なりますが、一般的には標高が100m高くなると気温は0.6℃下がります)

 

登山口オルコネス周辺はまだまだ暑く、25℃くらいですが
カラッとしているので日本のジメっとした暑さより快適です。

 

水を12L含めて合計37kgもムーラ(ラクダとロバの交配種)に預け、ベースキャンプまで運んでもらいましたが、
この先のコンフルエンシアで2泊するため

テント泊装備、調理器具、食料、水(2L)+スポーツドリンク(1.5L)、カメラ(フルサイズ一眼レフ)、パソコン(Macbook Air13インチ)、ソーラー発電セット

をザックに入れたら約20kgになりました。

 

ということはムーラに預けた荷物の37kgと合計すると、なんと57kg!

荷物多すぎだし!こりゃぁムーラ無しとか考えられないですね。

y-hey

 

この日は約3時間かけてConfluencia(コンフルエンシア, 3414m)まで行きます。

 

歩き出して10分くらい進むと、オルコネス湖が見えてきます。

アコンカグア オルコネス湖

 

そこからさらにアコンカグア南壁が見える、雄大な道を進みます。

アコンカグア オルコネス登山口3

 

途中、道が複数に分かれている箇所が数多くあり、どちらか迷うという場合は
ムーラのウ○チが落ちている道が正しい道です。

アコンカグア オルコネス登山口2

 

 

しばらく行くと橋がかかっていました。

オルコネス橋1

ここから先は観光の人は行けず、アコンカグアの登山許可証を持っている人だけが進めるようです。

 

橋を渡ります。

オルコネス橋2

渡り始めると、思ったより揺れたので川底に落っこちそうな勢いでした。

y-hey

 

すでに3,100mくらいの高度になっていました。

この橋を渡るまではほとんど平坦な道で結構楽だったのですが、

ここから先は登りになってきます。

 

よし、ここから踏ん張っていくぞ!

と思ったら、こんな看板が・・・

う○ち禁止の標識

踏ん張りすぎるのはマズいようですね・・・

y-hey

 

 

昼食のため休憩していたら、なんと鳥がやってきました!

アコンカグアにいた鳥
せんべいをあげたらいっぱい寄ってきました。

 

行程中にムーラ隊に遭遇しました。重い荷物を運んでムーラ君もお疲れ様です。

ムーラの行列

 

そして登山口から約3時間50分(昼食時間含む)で本日の幕営地コンフルエンシア(3,414m)に到着です。

コンフルエンシア入口

 

入口にあるレンジャー小屋で登山許可証を提出してチェックインします。

コンフルエンシア レンジャー小屋

 

その後はテント(マウンテンハードウェア ダイレクト2)を張ります。

コンフルエンシアでテント泊

しっかりとソーラーパネル(Goal Zero NOMAD 10)で太陽光を集め、バッテリー(Goal Zero Sherpa 100)にチャージします。

GOAL ZERO Sherpa 100

これでパソコン(Macbook Air 13インチ)でブログを執筆する環境は整いました!

 

アコンカグアでは高度順応で同じ場所に滞在するだけの日があるので
ブログを書こうかなと思い日本から持ってきていました。

y-hey

 

コンフルエンシアの雰囲気は↓です。エージェントの固定テント+登山者のテントという形です。

 

コンフルエンシア

y-heyは登山エージェントのLANKOにムーラで荷物搬送をお願いしているため、
LANKOのテントを使わせてもらえました。コンフルエンシア LANKOのテント

LANKOは水洗トイレも完備してくれていました。これは助かります。

コンフルエンシア LANKOのトイレ

高度順応のため、コンフルエンシアに2泊する予定です。
(急に高度を上げると高山病になるため少しずつ体を慣らす必要があるためです)

 

 

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登山2日目 2013年12月22日(日)

Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)7:40 ~ 11:37 Mirador Pared Sur ~ 13:15 Plaza Francia(プラザ・フランシア, 4023m)13:52 ~ 14:36  Mirador Pared Sur ~ 16:51  Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)テント泊

アコンカグア 南壁

登山2日目は、高度順応の日です。

急に高度を上げると酸素の薄さに体が対応できなくなるのが高山病のため、
睡眠をとる標高(この日はコンフルエンシア3,414m)より高いところまで登り酸素の薄い状態を体に覚えさせます。

 

この日はアコンカグア南壁があるプラザ・フランシア(4,032m)まで行って戻ってくるのですが、
プラザ・フランシアまでは標準コースタイムが5時間となってます。

結構遠いですね・・・

y-hey

 

まずコンフルエンシアを出て、10分くらい進むとベースキャンプであるプラザ・デ・ムーラスとの分岐点に出ました。

プラザ・デ・ムーラスと南壁への分岐

この日はプラザ・フランシアまで行くので右に進みます。

名前がプラザだらけで紛らわしいですが

y-hey

 

最初は登山道が明瞭に分かりましたが、

アコンカグア南壁への道1

 

途中、道が分かりづらい箇所もあり、単独行のy-heyは慎重に行動しました。

※単独行になった理由は登山記【1】に書きました。

アコンカグア南壁への道2

 

プラザ・フランシアに着いたと思ったら、「Mirador Pared Sur」(読み方不明)という場所でした。

Mirador Pared Sur

ここから更に進んでプラザ・フランシアを目指します。

 

途中、沢があったりトレースが不明瞭のため、結構迷いやすいですが、
南壁が大きな目印になっているのでそれを目指せば良いです。

アコンカグア南壁付近の沢

 

さらに奥まで行くと、やっとプラザ・フランシアに到着!

片道4時間とか書いてありましたが、ゆっくり歩く+昼食を食べたため、約5時間30分かかりました。

アコンカグア南壁とy-hey

遠かったです・・・

y-hey

この南壁は限られたエキスパートのみが登ることを許される壁。

一般の登山者である我々は北側から回り込んで登るルートを取ります。

 

 

そして帰り道、コンフルエンシアで仲良くなったスペイン人の友人達が来ていたので一緒に写真撮影しました。

アコンカグア南壁とy-heyと友人

彼らはガイド付きなのでうらやましいです。

y-hey

 

そしてコンフルエンシアまで無事に帰りました。

(休憩・昼食込みで往復約9時間かかりました。プラザ・フランシア遠すぎ!)

 

コンフルエンシアのメディカルチェックでひっかかる

コンフルエンシアに帰る

コンフルエンシアに帰ったらドクターにメディカルチェックを受けます。

 

これは登山者全員に課せられる義務で、必ずこのメディカルチェックを
コンフルエンシア(3,414m)とプラザ・デ・ムーラス(4,359m)で受けて
ドクターの許可がないと、それより上に進んでは行けないことになっているのです。

 

イケメンドクターカルロスにチェックを受けたところ、y-heyは血中酸素濃度(SPO2)の値で引っかかりました!

通常の平地にいる場合だと、90以上の値になるのが普通ですが、y-heyの測定値は75

こりゃーアンタもう一日ここコンフルエンシアにステイしたほうがいいよ?

イケメンドクターカルロス

とイケメンドクターのカルロスに言われたため

本当は23日にベースキャンプであるプラザ・デ・ムーラス(4,359m)まで移動する予定を立ててたんです!

y-hey

と訴えると、

じゃあ明日の朝また来なさい。その時の体調で判断しよう。水を一杯飲むように。6Lとかね。

イケメンドクターカルロス

とDr. カルロス。

 

マジかー!6Lも水を飲んだらどんだけお腹たぷんたぷんやねん・・・

y-hey

 

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登山3日目 2013年12月23日(月)

Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)12:00 ~ 14:12 Plaza Francia(プラザ・フランシア, 4023m)の途中 ~ 16:39  Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)テント泊

ドキドキの一夜が明け、登山3日目の朝に再びメディカルチェック。

血中酸素濃度(SPO2)の値をイケメンドクターカルロスに測ってもらうと、昨日と変わらず、76!(80以上で合格)

 

というわけでコンフルエンシアにもう一泊となりました。

現実は残酷です。

 

今日は昨日と同じくプラザ・フランシアまで往復するといいよ。

イケメンドクターカルロス

とシレッと言ってのけるイケメンドクターのカルロス。

プラザ・フランシアまで往復9時間かかったし、それを2日連続など辛すぎですわー!

y-hey

 

ということで、建設的な第3案?としてプラザ・フランシアの途中まで行くことにしました。

 

重たい足取りで出発。

 

約2時間経過後、アコンカグア南壁が見えて来たあたりで休憩し、そこから踵を返してコンフルエンシアに戻ります。

アコンカグア南壁への道3

この日は休憩時間も含めてですが、往復4時間40分の行程でした。

 

水もたくさん飲んでるし(一日約6L)これで高度順応はバッチリか?

夕方にもう一度イケメンドクターカルロスの所でメディカルチェックを受けます。

 

血中酸素濃度(SPO2)の値、85!見事合格!(80以上が合格ライン)

合格記念にイケメンドクターカルロスと記念写真。

カルロスとy-hey

しかし、高度順応のためコンフルエンシアの水(下剤にも使われるマグネシウムをたくさん含んでいる)を
1日6L飲んだため下痢になり、1日8回トイレに駆け込むという事態に・・・

 

また、予定より一泊余分にコンフルエンシアに滞在したため食糧が足りず、
登山エージェントのLANKOに追加料金を払って食事を用意してもらいました。

 

夕食は久しぶりの肉で元気が出ました。

コンフルエンシアの夕食

 

次の日の朝食で一番美味しかったものは、なんと「ジュース」!

マグネシウムたっぷりの硬水ばかり飲んでお腹を壊していたy-heyにとっては胃に染み渡るうまさでした。

コンフルエンシアの朝食

 

 

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まとめ

コンフルエンシアでいきなり延泊させられるとは先行き不安なスタートですが、
次の日はベースキャンプであるプラザ・デ・ムーラスまで行きます!

 

続きは【5】登山編中編で書きます!

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詳しくはE-bookの最後で。

登っちゃえば? 登山の教科書

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日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。 写真も撮れる登山ガイドとして 登山、アウトドア等の記事を発信し、読者の方に ”人生を120%楽しんでもらいたい”と考えています。 2児の父ですが単独で南米最高峰アコンカグアや アフリカ最高峰キリマンジャロをフルサイズ一眼レフカメラを抱えて登ったり(普段は自称イクメンです)空手もやってる多趣味な男です。 ブログは2005年から書いています。(当サイトは2015年からです) 2017年11月にテレビ出演し、2018年5月には10万PV突破しました!
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