大杉谷の仙人と巡る滝ツアー前編 六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)【PR】
三重県大台町の美濃ヶ谷にある六十尋滝。
宮川ダム湖畔にあり、ウォーキングをしながら滝見物ができる観光名所です。
2020年1月30日(木)〜31日(金)に、三重県大台町の観光協会が主催する「大台町魅力発信ツアー」に参加させて頂き、
そのアクティビティの一環として、Verde(ベルデ)大台ツーリズムさんの”『水』×『森林』仙人と行く大杉谷トレッキング”で
六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)と無名の滝(むめいのたき)を訪れました。
今回は六十尋滝についてお伝えします!
六十尋滝 情報
滝名:六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)
落差:約 90 m
1尋(ひろ)は両手を広げた長さで、約1.5mの長さ。六十尋(ろくじゅっぴろ)ということは、60 X 1.5 = 90 m の落差になります。
場所:三重県大台町
所要時間
10分(休憩含まず)
下図の青線沿いのルートです。(ルートとして書くまでもない程、道は明瞭です。登山靴は不要、スニーカーで行けます。)
※Compassの地形図を記載
難易度:★☆☆☆☆
今回紹介するコースは、スニーカーでもまったく問題無く行けるため、普段運動をしない人でも気軽にチャレンジできます。
おすすめ度:★★★★☆
滝壺付近まで降りることができ(注意が必要ですが)、間近に迫る滝の迫力に圧倒されます。
雨量の多い時期に行けば滝の水量が増えてかなりの迫力になります。
六十尋滝へのアクセス
温泉もあり宿泊できる複合リゾート施設、奥伊勢フォレストピアを起点とし、車で約50分進むと
六十尋滝の入口に到着します。
電車で来られる方はVerde大台ツーリズムさんのツアーに申し込めば、もれなく送迎&ガイドしてもらえます。
一応車で行けますが、周辺の道路は落石も多く携帯電話の電波も届かない場所ですので、ツアーに参加したほうが安心です。
六十尋滝 入口付近の駐車場
六十尋滝の入口には車数台分の駐車スペースがあります。
トイレは無いため、事前に大杉谷登山センターで済ませておきましょう。
今回はVerde大台ツーリズムさんのツアーだったため、送迎バスで来れました!
y-hey
観光データ
日時
2020年1月31日(金)
メンバー:
上田洋平(y-hey):写真も撮れる登山ガイド
このブログ「登っちゃえば?」を書いている「写真も撮れる登山ガイド」。
日本山岳ガイド協会 認定登山ガイドステージ I
山登り歴は15年、一眼レフ歴は10年でキリマンジャロ(5,895m)登頂、アコンカグア5,000mまで到達した時も一眼レフカメラはしっかりと持って登っている。
ドMなので山小屋泊なのにカメラ機材入れると25kgになる荷物を背負って山に登ることに喜びを感じている。
今回はツアー参加者という立場なので、気分的に楽です(笑)
Verde大台ツーリズム 野田綾子さん、大台町の仙人 巽幸則さん
今回の”『水』×『森林』仙人と行く大杉谷トレッキング”ツアーを企画・ガイドして頂いたVerde(ベルデ)大台ツーリズムの代表取締役社長の野田綾子さん。
三重県大台町を拠点として、登山だけでなく、SUP(大きめのサーフボードの上に立って漕ぐやつ)、カヤック、サイクリング等、多彩なアウトドアアクティビティを開催している。
”大杉谷の仙人”こと巽幸則(たつみゆきのり)さんは大杉谷に住んでいて近辺の山々の案内人をされている。
電波の届かない場所に住んでいるので、コンタクトを取るのが大変らしい。
「水」✕「食」大台ピクニック参加者のブロガーの方々
※この写真は100万PVブロガー、サッシさんの写真を許可を得て使わせてもらいました
大台町魅力発信ツアーでは凄腕ブロガーの方々がこの三重県大台町に集結しました!
ブロガーの方々のブログは別記事で紹介していますので良かったら見てみて下さい。
▶三重県 大台町魅力発信ツアーにブロガーとして参加してきました!【PR】
ここからは実際のツアーレポートをお伝えしますので、あなたが滝に行かれる際の参考にして下さい!
y-hey
六十尋滝 『水』×『森林』仙人と行く大杉谷トレッキング ツアーレポート【前編】
送迎バスで出発し、宮川へ
ツアー2日目は奥伊勢フォレストピアで朝食を頂いた後に出発です。
朝食の様子は↓の記事に書いていますのでよかったらどうぞー。
▶奥伊勢フォレストピア 宮川山荘 日本一の清流に囲まれた温泉リゾート【PR】
送迎バスで奥伊勢フォレストピアから送ってもらえるので非常に楽です。
途中で日本一の清流、宮川を一望できるポイントで写真を撮らせてもらいました。
宮川ブルーというそうです。透き通った美しい水がなせる天然の色ですね。
大杉谷登山センター
出発して3~40分進んだところで、大杉谷登山センターへ立ち寄ります。
登山ポストもあります。
大杉谷を通って大台ケ原に抜けるルート等、もし登山をする場合は必ず登山届を提出しましょう。
詳しくは大杉谷登山センターのHPを確認して下さい。
ここから先はトイレは無いため、ここでしっかりとトイレはすませておきましょう。
さらにこのあたりから携帯の電波は圏外になります。
y-hey
近くには宮川ダムの遊覧船もありました。
新大杉谷橋
途中通った新大杉谷橋は足元から下が丸見え!
お友達で旅ライターのAyanさんが写真を撮影してくれました!
カメラマンあるあるですが、普段あまり自分の写真は撮らないため、撮ってもらえて嬉しかったですね(^o^)
六十尋滝で仙人と合流
奥伊勢フォレストピアを出発してから50分くらいで六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)の入口に到着。
ここで「大杉谷の仙人」と呼ばれる巽(たつみ)さんの登場。
仙人と聞いていたので、一体どんなすごいじいさまが出てくるかと思ったら思ったより若かったです。
それでも御歳72歳だそうで。やはり好きなことをされているからか、生き生きとされていますね。
南アルプスにある農鳥小屋のおやじさんに似ていると思ったのは僕だけでしょうか・・・
巽さんは40歳になった頃に「人生80年と考えるとあと半分しか無い。残りの人生は好きなことをしよう」と決めて
この大杉谷にある発電所の寮を買い取って大杉谷を登山する登山者向けの山荘として経営していましたが、
2004年の台風による壊滅的な被害を被ったため山荘としての営業はできなくなったものの、ご自身はそこに住みつつ大杉谷周辺の案内人をされています。
大杉谷は1541年に伊勢神宮の建物に使われる木材を切り出す御杣山(みそまやま)として定められた時
付近の地図を作成されました。
滝の上から網を下げて高さを測ったら、約60尋(ひろ、両手を広げた長さで約1.5m)あったことから六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)と名付けられました。
一回の式年遷宮のために木を切り出す数は、なんと1万本になったそうです。
そのためあっという間に禿げ山になってしまったので、植林をして育ててきたそうな。
y-hey
そのような興味深い話を仙人から聞きながら滝へと進んでいきます。
すると、5分も歩かないくらいでしょうか、早速滝が現れました!
気づいたら、仙人が滝の前でポーズをとっていました。撮られるの慣れているかな。
滝の手前からだけでなく、色々な角度から滝の写真を撮るブロガー仲間達。
六十尋滝を激写
僕もかなり滝の近くまで下って写真を撮りました。(これも旅ライターのAyanさんが撮影してくれました。ありがとうございます!)
この構えで撮れた写真がこちら。
もう一枚
なんとなく滝の迫力が伝わるのでは、と思います。
当日の天気はずーっと曇っていたので、そこから晴れ間が差すのをずっと待っていてその瞬間を激写しました。
そして来た道を引き返して送迎バスまで戻ります。
まとめ
今回はVerde(ベルデ)大台ツーリズムさんの”『水』×『森林』仙人と行く大杉谷トレッキング”ツアーとして六十尋滝へ行った模様をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
滝の雄大さとしぶきから来るマイナスイオンに癒やされますね!
このツアーはVerde(ベルデ)大台ツーリズムさんで申し込めますので興味があれば↓のボタンのリンクから申し込んでみて下さい。
ここからさらに奥深く進んで「無名の滝」まで行くところを次回書きますのでお楽しみに!
この記事を読んであなたのアウトドアライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
現在募集中のツアーは↓です!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)