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「ダイヤモンド富士を見よう♪ 山フォトツアー in 高尾山」ガイドレポート 2019年12月21日

高尾山 山フォトツアー

東京中心部から2007年にミシュランガイドに三ツ星の観光スポットとして掲載され、現在は世界一の登山者数(年間300万人)を誇る山、高尾山。

東京都民の方なら一度は登ったことがあるのでは無いでしょうか?

 

今回も山ガールネットさんにお声掛け頂き「ダイヤモンド富士を見よう♪ 山フォトツアー in 高尾山」という企画で
写真も撮れる登山ガイドとして,、参加して頂いた方々のベストショットを撮りつつ、
高尾山から見えるダイヤモンド富士(太陽が富士山頂に重なって見える状態)も撮影する
日帰りツアーを開催し、ガイドさせて頂いたレポートをお伝えします!

 

山ガールネットさん主催「ダイヤモンド富士を見よう♪山フォトツアー in 高尾山」を開催します!

[kanren url=”https://y-hey.com/191221-22-phototour/”]

 

目次

高尾山 登山情報

山名:高尾山(たかおさん)

標高 599.3 m

場所:東京都八王子市

ルート&コースタイム:1号路〜山頂〜一丁平〜1号路

[aside type=”boader”]高尾山口駅(5分) ~ ケーブルカー清滝駅 → ケーブルカー高尾山駅 〜 1号路(30分) 〜 薬王院(20分) 〜 高尾山 山頂(1時間10分) 〜 一丁平(1時間) 〜 高尾山 山頂(45分) 〜 ケーブルカー高尾山駅 → ケーブルカー清滝駅 [/aside] 下図の紫線沿いのルートです。

山と高原地図のコースタイムを記載

高尾山 地図

 

難易度:  ★☆☆☆☆

高尾山に登る主なルートとして自然探求路の1号路〜6号路と稲荷山ルートがあります。

中でも1号路はすべてアスファルト舗装がされているため、スニーカーどころかハイヒールやベビーカーでも登っている方がたくさんいるルート。

 

高尾山 山頂から先の道(小仏城山、陣馬山方面)は登山の装備が必要な登山道です。

 

おすすめ度:★★★★★

ハイキングを始めるならまず高尾山から!と言えるような山。

表参道とも呼ばれる1号路はすべての道が舗装されており、平日でも登山者が多く道迷いの心配も無いでしょう。

 

高尾山には744年に行基により開山された「高尾山薬王院」があり、御本尊は飯縄大権現(いづなだいごんげん)です。

天狗様が飯縄大権現様の眷属(従者)として神格化されていて、至る所でその姿を拝むことができます。

高尾山 薬王院

 

お参りをした後はケーブルカーやリフトで下りる前に、天狗焼きを食べるのも良いかも知れません。

高尾山 天狗焼き

[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/5fbffd9716bda3972ce66231a4852ab5.jpg” name=”y-hey”]外側はカリカリの食感で、中はフワッとした黒豆の甘さが広がります![/voicel]

 

高尾山 登山口へのアクセス

高尾山口駅

新宿から京王線の電車1本で「高尾山口駅」まで着けば、そこがもう登山口になっているため電車でサクッと来れる場所にあります。

また山頂へはケーブルカー、もしくはリフトを使ってショートカットできるため、比較的容易に登ることができます。

高尾山ケーブルカー

 

登山ガイドデータ

日時

2019年12月21日(土)

メンバー:

上田洋平(y-hey):写真も撮れる登山ガイド

上田洋平(y-hey)プロフィール

このブログ「登っちゃえば?」を書いている「写真も撮れる登山ガイド」。

日本山岳ガイド協会 認定登山ガイドステージ I

山登り歴は14年、一眼レフ歴は10年でキリマンジャロ(5,895m)登頂、アコンカグア5,000mまで到達した時も一眼レフカメラはしっかりと持って登っている。

ドMなので山小屋泊なのにカメラ機材入れると25kgになる荷物を背負って山に登ることに喜びを感じている。

詳しいプロフィールを一応見てみる

 

 

山ガールネット 伊藤様

山ガールネット伊藤様

今回のツアーを企画して頂いた、Webメディア「山ガールネット」の編集長。

多才なアイデア力で数多くのツアーを企画し、日々多くの山へ飛び回っている。

 

山フォトツアー参加者の方々

高尾山 一丁平までの道

[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/9c81541b4ea6918bd98535b8ee40cd50.jpg” name=”y-hey”]ブログ掲載の許可を得るのを失念していたため、後姿のみで登場です。[/voicel]

 

[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/5fbffd9716bda3972ce66231a4852ab5.jpg” name=”y-hey”]ここからは実際に登った時の登山ガイド記をお伝えしますので、あなたが登山される際の参考にして下さい![/voicel]

 

高尾山 山フォトツアー レポート

高尾山口駅から出発

高尾山口駅

集合場所は高尾山の玄関口である京王線「高尾山口駅」です。

今回は天気が良ければダイヤモンド富士を撮影できるのですが、空一面がどんより曇っているこの日の天気では厳しそう・・・

 

本日の山フォトツアーでは撮影スポットを事前に下見して調べてあるスポットで撮影しますが、
途中で撮影して欲しい箇所があればそこでも撮影する旨を参加者の方々に説明し、出発!

 

高尾山 ケーブルカー 清滝駅

最初は少し歩いたらすぐにケーブルカー駅がありますので、そこからケーブルカーに乗り込みます。

ケーブルカーの料金は大人 往復 950円でした。

 

高尾山 ケーブルカー 高尾山駅

高尾山 ケーブルカー高尾山駅からの景色

ケーブルカーを高尾山駅で下車すると、東京都心を一望できる展望が見えるのですが、曇り空なのでやや感動も薄いかな・・・

 

 

1号路 たこ杉(蛸杉)

高尾山 たこ杉

舗装された1号路を進むと、たこ杉が見えてきます。

 

このたこ杉は樹齢450年で、その昔、参道を整備する際に道の邪魔なので伐採されそうになった木が
一夜で根っこをたこのように曲げて参道を空けたという伝説があります。

この伝説から「道を開く→開運」ということでたこ杉は開運の杉として祀られるようになりました。

 

昔は参拝者がご利益を求めて根っこを触っていたのですが、現在ではたこ杉保護の観点から柵が設けられています。

代わりに「開運引っ張り蛸」の像が建てられ、それを触ってご利益が得られるようになっています。

 

高尾山 薬王院

高尾山 薬王院

1号路は別名「表参道」とも呼ばれており、薬王院を参拝することができます。飯縄大権現(いづなだいごんげん)様をご参拝です。

 

両脇には凛々しい天狗様が。

高尾山の天狗

高尾山の天狗

 

本堂から上を登る階段の脇には従者の像が!

高尾山 薬王院の階段

高尾山 薬王院のしゃくれ像

しゃくれ君がいたのでソロで撮影(笑)

 

高尾山 山頂ランチ

高尾山 満腹おにぎり弁当

山頂ではランチを食べました。

安定の満腹おにぎり弁当です。高尾山口駅の売店で買えます。

 

もみじ台

高尾山 もみじ台からの眺望

※写真は11月の写真です。

山頂からさらに西へ進み、奥高尾の山域へ足を踏み入れ少し登ると、展望ポイントのもみじ台へ到着。

本当はこんな景色が見えるはずでしたが、一面曇りで白い景色しか見えないため、ここは写真を撮影せずスルー・・・

 

もみじ台からは下ったり登ったりして体力を消耗する道になります。
初心者の方は少し疲れるかもしれません。

高尾山 一丁平までの道

 

一丁平でコーヒータイム

高尾山 一丁平

※写真は11月の写真です。

木々に囲まれて水洗トイレも完備され、休憩できるポイントの一丁平でコーヒータイムです。

 

 

コーヒータイムの後は展望台まで登って記念写真!

のはずが、ガスっていて何も見えない・・・ 本当は富士山が見えるはずなのですが・・・

高尾山 一丁平 展望台

 

高尾山 一丁平 展望台

ちょっとテンション低めな参加者のみなさん・・・

[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/5a2c196de1b740bd3b7c73bd0b427c03.jpg” name=”y-hey”]こんな日はダイヤモンド富士は無理そうですね・・・[/voicel]

 

この天気だとダイヤモンド富士は無理なので諦め、ほぼ来た道を引き返し、お地蔵様を撮影しつつ1号路から下山。

高尾山 薬王院のお地蔵様

 

ケーブルカーで下山

高尾山ケーブルカー

そして最後はケーブルカー高尾山駅から清滝駅まで移動するのですが、紅葉シーズンが終わったせいか、さほど混雑していなかったです。

 

ケーブルカー 清滝駅で解散

ケーブルカーを降りた後は解散です! 参加者の方、お疲れ様でしたー!

 

まとめ

今回は山ガールネット様の企画、「山フォトツアー in 高尾山」の模様をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

天候に恵まれずダイヤモンド富士は撮影できませんでしたが、また次回に期待したいところですね!

 

この記事を読んであなたのアウトドアライフが豊かになれば幸いです。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド ステージ Ⅱ
日本オートキャンプ協会公認オートキャンプ指導者

写真も撮れる登山ガイドとして
関東、富士山、日本アルプス、八ヶ岳の山々をガイドしています。

ブログでは登山、アウトドア等の記事の発信を通して
読者の方に”人生を120%楽しんでもらいたい”と考えています。

2児の父ですがマッターホルン(4,000mまで)、南米最高峰アコンカグア(5,000mまで)、アフリカ最高峰キリマンジャロをフルサイズ一眼レフカメラを抱えて登ったり(普段は自称イクメンです)空手もやってた多趣味な男です。

ブログはゆるいペースですが2005年から書き続けています。(当サイトは2015年から)
2017年11月からテレビ出演多数、2018年5月には10万PV突破、
2022年7月には執筆協力させて頂いた登山ガイド本が発売されました!

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