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【初心者必見】キャンプ用ランタン(ライト)のおすすめと正しい選び方

 
ランタンのおすすめと選び方

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日本山岳ガイド協会認定登山ガイド ステージ Ⅱ 日本オートキャンプ協会公認オートキャンプ指導者 写真も撮れる登山ガイドとして 関東、富士山、日本アルプス、八ヶ岳の山々をガイドしています。 ブログでは登山、アウトドア等の記事の発信を通して 読者の方に”人生を120%楽しんでもらいたい”と考えています。 2児の父ですがマッターホルン(4,000mまで)、南米最高峰アコンカグア(5,000mまで)、アフリカ最高峰キリマンジャロをフルサイズ一眼レフカメラを抱えて登ったり(普段は自称イクメンです)空手もやってた多趣味な男です。 ブログはゆるいペースですが2005年から書き続けています。(当サイトは2015年から) 2017年11月からテレビ出演多数、2018年5月には10万PV突破、 2022年7月には執筆協力させて頂いた登山ガイド本が発売されました!
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いつも当ブログを読んで頂きありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。

 

キャンプをする時に必ず必要なのが
空間を照らすランタン(ライト)。

でもランタンって種類がたくさんあって
どれを選んだらいいのか良くわかりませんよね?

 

今回はキャンプで使うランタンの正しい選び方と
初心者におすすめのランタンを紹介します。

 

キャンプでランタンは3つあると快適

快適なキャンプを楽しむには
ランタンは1つじゃ足りません。

ランタンは3つあると
快適なキャンプをすることができます。

 

「えっ?3つもいるの?」(;´Д`)

 

少なくとも2つはあったほうがいいです。

それぞれの役割を見ていきましょう!

y-hey

 

メインランタン

キャンプサイト全体を照らすため、
一番明るい光が必要なメインランタン。

タープのポールやランタンポールに吊るして使用します。

明るさの目安は
600〜800lm(ルーメン)以上
あるといいです。

 

lm(ルーメン)とは明るさの単位で
光の束の量から明るさを表す単位です。

一般的に使われるワット(W)は電力の消費量のことを
指し、光の明るさを表す単位ではないんですね。

 

ワットとルーメンの比較表を↓に載せておきます。

ワット・ルーメン換算表

(出典:日本照明工業会ガイドB 電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン

 

 

メインランタンのもう一つの重要な役割として
(夏は特に)虫を引きつける」があります。

メインランタン(一番明るいランタン)を
自分たちがいるエリアから
少し離れた場所に設置することにより、
虫はそちらに寄っていきます。

 

テーブルランタン

テーブルの上に置いて身の回りや料理を照らす
テーブルランタン。

 

虫が寄ってこないようにするため
メインランタンより明るさは抑えたものを配置します。

明るさの目安は300lmくらいです。

 

 

テント内ランタン

テント内を照らすランタンです。

 

室内ですので一酸化炭素中毒の危険がある
ガソリンやガスランタンは使用できないため
LEDランタン1択になります。

 

明るさの目安は
100lm(ルーメン)以下で十分です。

また、テーブルランタンと
兼用してしまうこともできます。

 

ランタンの種類と比較

ここではランタンの種類及び
それぞれのメリット、デメリットを比較していきます。

 

ガソリンランタン

コールマン ランタン ノーススター2000ランタン

 

◎:メインランタンとして十分な明るさ

液体のホワイトガソリンを使用するのが
ガソリンランタン。

「マントル」という発光体を
ガソリンで燃やして光量を得るため
非常に明るいです。

 

◎:気温が低くても安定した明るさ

ガソリンランタンのいいところは
寒い時期でも安定した明るさ
得ることができるところです。

 

×:点灯までかなり手間がかかる

  • 燃料注入
  • マントル空焚き
  • ポンピング

をしないと点灯できませんので
かなり手間がかかります。

 

✕:テント内では使えない

ガソリンを燃焼させるため
屋内で使うと
一酸化炭素中毒の危険があります。

 

ガスランタン

PRIMUS(プリムス) IP-2245A-S ランタン

 

◎:メインランタンとして十分な明るさ

ガスカートリッジのブタンガスを使用するのが
ガソリンランタン。

ガスランタンと同じく「マントル」という発光体を
ガソリンで燃やして光量を得るため
非常に明るいです。

 

✕:気温が低いと明るさが落ちる

気温が低いとガスが気化しづらいため
燃焼効率が悪くなる=暗くなります。

 

×:点灯までやや手間がかかる

  • ガスカートリッジ装着
  • マントル空焚き

をしないと点灯できませんので
やや手間がかかります。

 

✕:テント内では使えない

ガスを燃焼させるため
屋内で使うと
一酸化炭素中毒の危険があります。

 

LEDランタン

ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C

 

◯:ガス・ガソリンより暗いが必要十分な明るさ

LEDの技術の発展により
最近は大光量のLEDランタンも登場しています。

 

ガス・ガソリンランタンよりにはまだ及びませんが
十分な明るさを得ることができます。

 

◎:点灯はスイッチを押すだけ

これがLEDの一番のメリットです。

ボタンを押すだけで点灯してくれるのは
タープ、テントの設営で忙しい
キャンプ初日においては非常に便利です。

 

◎:テント内でも使える

テント内で唯一使えるランタンです。
お子さんがいる場合でも火災等の危険が無いため
安心して使えます

 

△:気温が低いと若干性能が落ちる

ガスほどではないですが
気温が低いと電池の性能が落ちる=明るさが落ちる
ことになります。

 

それぞれの種類を表にまとめると以下のようになります。

ランタンの種類明るさ点灯の簡単さテント内での使用寒冷地での使用
ガソリン

メインランタンとして十分な明るさ

・燃料注入
・マントル空焚き
・ポンピング

とかなり手間

一酸化炭素中毒の危険があるため不可

気温が低くても安定した明るさ

ガス

メインランタンとして十分な明るさ

・ガスカートリッジをセット
・マントル空焚き

とちょっぴり手間

一酸化炭素中毒の危険があるため不可

ガスが気化しづらいため

やや明るさが落ちる

LED

ガス・ガソリンより暗いが必要十分な明るさ

スイッチ入れるだけ

問題なく使える

電池の性能がやや落ちる

 

初心者におすすめのランタンはどれ?

初心者向けのランタンは1択です。

LEDランタンです。

 

キャンプを初めたばかりのときは
タープ、テントの設営に時間がかかり
設営が終わったらすでに暗くなってきている
という場合もあります。

そんな時にボタン1つで点灯できる
LEDランタンはホントに重宝します。

 

これがもしガソリンランタンだと

  • ガソリン入れて
  • マントル装着
  • 空焚きして
  • ポンピングして
  • 点火

とかなりのプロセスを踏むことになりますので、

周りが暗くなってきている時に
こんなことしてたらテンパります。

 

気になるLEDの明るさですが
最近は大光量のLEDが出てきてますので
まずはそちらを買えば問題ないです。

 

メインランタンにおすすめのLEDランタン

ジェントスというメーカーは
おそらくあまり聞き慣れないかもしれませんが
LEDランタンといえばジェントスというほど
有名なメーカーです。

このエクスプローラーEX-1000Cは
メインランタンとして使うのに十分な光量である
1000lm(ルーメン)あります。

電池は単一電池を使用しますので
ある程度予備を持っていくと良いと思います。

私も最初に買ったランタンはこれでした。
ガソリンランタンを購入後も
サブランタンとして活躍してくれています。

 

有名メーカーコールマンのLEDランタン。

こちらも単一乾電池使用。

このランタンのいいところは4つに取り外して
トイレ等に行く時に持ち運べるところです。

 

テーブルランタンにおすすめのLEDランタン

テーブル用ですので300lm(ルーメン)程度あればいけます。

このジェントス エクスプローラーEX-777XPは
280lm(ルーメン)で電池長持ち防滴仕様、コスパ良しと
三拍子そろっています。

 

テント内ランタンにおすすめのLEDランタン

キャンプ始めて最初の頃は
テーブルランタンと共用すれば良いと思います。

なぜならテーブルの前に座っている時に使っていた
テーブルランタンを寝る時にテント内に持っていけば良いからです。

 

まぁもしどうしてもというなら
コンパクトなランタンをおすすめします。

このブラックダイヤモンドのオービットは
電池込みで132gと超軽量です。

登山でテント泊する時にも兼用で持っていけます。
(私も持っていってます)

電池は単四電池を4本使用しますので
充電電池を使えるのもメリットです。

 

まとめ

今回は
キャンプ用ランタン(ライト)のおすすめと正しい選び方
を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

 

今回の記事を参考にしてもらって
あなたにぴったりなランタンを
見つけていただければと思います!

それではお気に入りのランタンを使って
快適なキャンプをお楽しみ下さい!

 

この記事を読んであなたのアウトドアライフがちょっとだけ豊かになれば幸いです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

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