南米最高峰アコンカグア単独登山記【3】 メンドーサから登山口 オルコネスへ
こんにちは!アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
2013年12月に南米最高峰アコンカグア(6,962m)に単独登山してきた記録の第3弾は
登山前の拠点となる都市、アルゼンチンのメンドーサで登山準備を済ませて移動を開始し、
ロッジがあるペニテンテス〜登山口のオルコネスまで行くところをお伝えします。
前回の記事ではメンドーサでアコンカグア登山準備の方法を解説しました。
▶南米最高峰アコンカグア単独登山記【2】 メンドーサで入山申請の方法と6つのやるべきこと
メンドーサ 〜 ペニテンテス 〜 登山口 オルコネス
旅程6日目 2013年12月20日(金)
Mendoza(メンドーサ, 761m)(アルゼンチン) → Penitentes(ペニテンテス, 2615m)(ロッジ泊)
この日は滞在しているアルゼンチンのメンドーサから車でアコンカグア登山口付近にあるPenitentes(ペニテンテス, 2615m)まで移動し、ムーラへ荷物を預け入れの手続きを済ませ、ロッジで一泊します。
午後12時に登山エージェントのLANKOで手配してもらった車がメンドーサのホテル前に到着。
ここから3時間のドライブで、本日の宿泊地であるペニテンテスを目指します。
運転手のおじいちゃんはスペイン語しか話せないので「旅の指差し会話帳 アルゼンチン」が活躍しました。
メンドーサ市街から高速道路に乗り、気づけばアコンカグアへ向かう一本道になっていました。
そして、あの奥に見えてきたのは、
まさか!?
アコンカグア!?
これはテンションあがりますね!
y-hey
ペニテンテスへ到着。
LANKOが管理しているロッジでの宿泊です。
到着後、ムーラに預けてベースキャンプであるプラザ・デ・ムーラスまで運んでもらう荷物の計量です。
計量を行うのは昔ながらのバネばかりです。スタッフのホセはハイテクのやつだと言ってましたが(笑)
結局30kgギリギリにダッフルバッグに詰めたら重すぎだったので、砂袋のような袋に分けることにしました。
ムーラに運んでもらった後の荷物の引き換え券です。
ムーラは通常、ベースキャンプであるPlaza de Mulas(プラザ・デ・ムーラス, 4359m)まで荷物を持っていってくれます。
ただ、途中のConfluencia(コンフルエンシア, 3414m)まで運んでもらうことも可能です。
その場合はコンフルエンシアからプラザ・デ・ムーラスまでは自分で荷物を運ばなければなりません。
y-hey
ロッジの部屋の様子はこんな感じです。
12人部屋を独り占め!という、なんともリッチな気分が味わえる状態でした。
夕食はサラダと肉料理を食べ、次の日からの登山に備えます。
この日は車移動で一気に高度を2615mまで上げ高山病になりやすい状態になっているため
しっかり水を飲んで予防します。目標一日4L!
旅程7日目 2013年12月21日(土)
Penitentes(ペニテンテス, 2615m) → Puente del Inca(プエンテ・デル・インカ, 2590m) → Horcones(オルコネス, 2900m)11:11 ~ 14:48 Confluencia(コンフルエンシア, 3414m)テント泊
ペニテンテスのロッジで一泊した後は登山口であるHorcones(オルコネス, 2900m)へ向かいます。
乗るのは登山エージェントLANKOが用意してくれた4WDです。車で約10分という短距離です。
オルコネスに移動する途中にPuente del Inca(プエンテ・デル・インカ, 2590m)に立ち寄りました。
5分くらいプエンテ・デル・インカに滞在し、登山口のオルコネスを目指します。
オルコネスのビジターセンターに到着しました。ここでアコンカグア登山のチェックインをします。
登山許可証を提出して、一部を切り取ってもらったら白いゴミ袋を渡されます。
登山中に出たゴミはこの中へ入れて自分で持って帰る必要があります。
ゴミ袋には登録番号が書いてあって、下山時にオルコネスで返却しなければいけません。返却や紛失すると罰金です。
チェックインしたビジターセンターから再び車に乗って、2~3分進むと、
やっと登山口まで来ました!
↑の写真の左奥に見える白い山がアコンカグアです。
まとめ
登山準備に費やした期間、1ヶ月。
移動に費やした時間
日本→メキシコ(出張):26時間
メキシコ→メンドーサ:26時間
さらにメンドーサから車で3時間以上
登山口まで来るだけで相当な労力を強いられる山ですね。アコンカグアは。
y-hey
そしてこれからが登山スタートとなります!
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みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)