こんにちは!写真も撮れる登山ガイドの上田洋平(y-hey)です。
今は日本からスイスに向かう途中、香港で飛行機待ちの時間が8時間あるので香港市内のホテルロビーや空港内でこの記事を書いています。
中々日本にいる時はブログを書く時間が取れず、発表が遅くなりましたが
ヨーロッパのスイス・イタリア国境にあるマッターホルンに登ってきます!
マッターホルンに登ることになった きっかけ
2022年の年末、仲良し家族とオンライン飲み会で、
何度も一緒に山へ登っているUさんと2023年の登山の計画を練る話になりました。
[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/5fbffd9716bda3972ce66231a4852ab5.jpg” name=”y-hey”]
行きたい山域はどこ?
八ヶ岳や北アルプス南部はほとんど行ったから後立山連峰?
中央、南アルプス?
いやいや尾瀬方面もいいぞ。[/voicel]
なんて話しているうちに、Uさんの行きたい山リストに
マッターホルンがあるという話に。
[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/2497d06d6a1c69cf9516985d6d17b7ce.jpg” name=”y-hey”]一生のうちに「マッターホルン」には登っとかんといかんのじゃない?[/voicel]
となり、その場で「じゃあ2023年の夏に登っちゃえば?」
ということになりました!
(こういう長期間のプライベートな登山計画を妻の前で言い出すのは大変勇気がいるので(長期間家を空けて僕が家事や犬の散歩をできないため)、仲良し家族がいる前でしか言えないチキン野郎です)
マッターホルンの難易度としては、ロープを使って急峻な岩場を登るルートなので、一般的な登山の場合、ジャンダルムや大キレットを問題なく行けるレベル及び、岩と雪のミックスルートをアイゼンを付けた状態でスピーディーに進めるレベルが要求されます。
※実際に僕も5月頭に残雪期の槍ヶ岳、5月末に残雪期の前穂北尾根に登って練習してきました。
そしてマッターホルン登山にガイドを依頼するかどうかですが、アルパインクライミングで岩壁をロープ使ってバリバリ登っている方[emphasis]以外[/emphasis]はガイドを依頼したほうがいいです。
今回は剱岳や大キレット等は一般ルートで登っているものの、クライミングほぼ未経験のUさんも一緒なので、安全に登るため現地の山岳ガイドをお願いしました。
次は日程の検討です。
マッターホルンはうまくいけば2日間で登れますが、ガイドをつけるとマッターホルンに登る前にテスト登山としてブライトホルンのハーフトラバースルートやポリュックスという山に登る必要があるようです。
ということで、その日も含めて現地滞在は最低3日は必要です。
ただしこれで登れるのは現地でベストなコンディションがちょうど3日間続いた場合なので、天候が安定しない場合に備えて必ず予備日を設けておくことをオススメします。
ということで、我々は余裕をみて(その場にいる妻の顔色をうかがいながら)合計10日間の旅程にしました。
往復の移動で4日間、現地で山に登れる日程が6日間。これだけあれば行けるでしょ!
[voicel icon=”https://y-hey.com/wp-content/uploads/2017/06/9c81541b4ea6918bd98535b8ee40cd50.jpg” name=”y-hey”]天候が悪くて登れないまま日本に帰りたくないですからね・・・[/voicel]
というわけで行ってきます!
(っていうかもう出発はしてます(笑))
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