富士山 富士宮口へ下山!【2016年6月 ドイツ人と富士山 登山 11】
いつも当ブログを読んで頂きありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
ドイツ人のセバスチャンと登る富士山登山記の
11記事目は下山編かつ最終回です!
前回の記事はこちら↓
2016年6月18日(土)
6:00 富士宮口五合目 ~ 六合目 ~ 新七合目
~ 元祖七合目 ~ 八合目 〜 九合目 〜 頂上
〜 富士宮口五合目 → 温泉 → 夕食 → 名古屋
頂上 奥の宮(3,720m)~九合目(3,460m)
お昼ご飯も食べて腹ごしらえをしたy-heyとセバスチャンは
しっかりと休んだ後に下山を開始しました。
頂上から九合目の間には登って来た時と同様
雪道がありますのでここで念のためピッケルを出します。
必要無いとは思いますがお守り代わりですね。
セバスチャンは私のストックをそのまま使用します。
そして雪道を進んでいきます。
無事に雪道を越えて九合五尺を過ぎ、
九合目まで下りました。
相変わらず景色は最高です!
九合目(3,460m)~八合目(3,250m)~元祖七合目(3,010m)
九合目から先もどんどん下っていきます。
セバスチャンは高山病になっているので
高度の低い場所へ下りて治すためサクサク下ります。
しかし一気に下りすぎたのか、八合目あたりから
セバスチャンの膝に異変が!
どうもセバスチャンはもともと膝のお皿に入っている
軟骨の量が少ないらしく、
膝に負担のかかることをすると、すぐに痛くなるそうです。
なにー!そんなこと私は知らんかったじゃないですか!
おかげでいいペースで下っちゃいましたよ!
とにかく高山病+膝の痛み
という二重苦を抱えたセバスチャンは無事に下山できるのでしょうか?
その先でもちょくちょく
そろそろ休憩しようか?
y-hey
休憩しなくても大丈夫だ。
セバスチャン
ということだったので、
そのまま進んだ後しばらくして
y-hey
と声をかけても、
大丈夫だ。休憩してもしなくても膝が痛いのは変わらない。
セバスチャン
と言い放ち、なんとセバスチャンは
“自動操縦モード”に
なってしまいました(悲)。
元祖七合目(3,010m)~新七合目(2,780m)
元祖七合目では休憩しませんでした。
y-heyも少し疲れていたので小休止したかったのですが
何せセバスチャンは“自動操縦モード”
になっているため、誰も止められません。
高山病&膝の痛みと闘いながら
ガンガン(といっても遅いですが)下っていきます。
そして新七合目に着いた時、やっと休憩してくれました。
しかしただの休憩では無く、またしても
寝始めました(驚)
(おいおい、こんな閉まっている山小屋の前で寝ないでくれよ。)
と思いつつ、しょうがないのでy-heyは
腹ごしらえとして携行食でエネルギー補給です。
新七合目(2,780m)~六合目(2,490m)
しばらくして目を覚ましたセバスチャンは
再び“自動操縦モード“になりました。
一気に六合目まで下りました。
ここまで来ると登山完了まであと少し!
さらに五合目まで歩を進め、
最後はグリコのポーズで
下山完了~!
なんとか自分の力で最後まで下ることができました。
おめでとう!セバスチャン!!!
まとめ
この富士山登山を通じてセバスチャンは色々と名言を残していきました。
「今までの人生でこんなに疲れたことは無い」
「俺は自分の限界を知った」
等々、
そのコメントから自分の本当に限界までチャレンジしたのだな
ということが伺い知れます。
ちょっと真面目な話になりますが
このセバスチャンの富士山登山のように
自分の限界まで何かに向かってチャレンジし、達成することは
何よりも“その事を成し遂げた!”という自信となり、
彼の今後の人生に絶対プラスになることでしょう。
以前も書きましたが、
自分の快適領域を抜けることで一段と成長した自分に出会えるということです。
そんな挑戦をさせてくれる「登山」というのは本当に最高です!
これからも“人生という高い山”に登るが如く
楽しんで山に登っていきたいと思います!
ぜひ皆さんも何かに打ち込んで己の限界を突破しましょう!
この記事を読んであなたのアウトドアライフがちょっとだけ豊かになれば幸いです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
富士山に登山すると決めたら読んでおくべき本
富士山ブック2016 一冊まるごと富士登山の教科書 (別冊 山と溪谷) | ||||
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山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹 2016 (登山地図 | マップル) | ||||
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みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)