【驚愕】中国 上海のタクシー運転手は道を知らないという事実
仕事柄、中国の上海出張が多いy-heyだが、私は上海でタクシーに乗るのが憂鬱だ。
なぜなら、運が悪いと”道を知らない運転手”のタクシーに当たるからだ。
まぁ無理もない。次から次へと新しい建物ができる活発な都市だし。
でも、有名なホテルの場所くらいは知っておいてほしいなぁ・・・
今回は道を知らないドライバーに当たってしまった、悲運な男(私)の話を実録ベースで紹介しよう。
上海の浦東(プドン)空港からリニアモーターカーに乗る
出張で上海の浦東(プドン)空港に降り立った私。
そこから通常はホテルまでタクシーを拾うのだが、今回はリニアモーターカーに乗ろうと思い、乗ってみることにした。
思えばここが 、運命の分かれ道だったように思う。
リニアのチケットを買い、ちょうど出発時刻だったため、早速列車に滑り込む。
私が乗り込んだと同時に列車は出発した。
興味本位で VIP チケットを購入したが、実際に行ってみるとそしてVIP席は私だけ。
2人掛けか3人掛けという所以外、エコノミー席とほとんど同じだった。
どうりでみんなエコノミーの席しか買わないわけだ。
新幹線のグリーン車並のフコフコシートがあるかと思った・・・
y-hey
ちょっぴりがっかりしながらも、窓の外に目をやると景色が一瞬で流れていく。
いったい何キロ出ているのだろう?
速度計を見るとぴったり300 km を示していた。
興奮しながらおよそ10分が経過した頃、リニアはあっという間に終点に到着した。
「早!」
と思いつつも、
「リニアだから早いんだ。決して線路が短いわけではない。」
自分に言い聞かせ、列車を出た。
リニア駅終点でタクシーを捕まえるも・・・
実はy-heyは過去にも上海浦東空港からリニアに乗り、駅終点からタクシーに乗ったことがあるが、見事にボラれた経験がある。
駅の改札を出て、タクシー乗り場を探しているところで、「Taxi?」と
声をかけられ、ちょうど探していたため、うっかりと誘われるがままに乗ってしまった。
その時はメーターを使われず、まんまと2倍ほどの額を請求された。
このような経験から、今回は 絶対にタクシー乗り場に停まっているタクシーに乗ってやる!と心に決めていた。
標識を注意深く探し、
なんとかタクシー乗り場を見つけることができた。
中国でタクシーに乗る時の注意点3つ
中国でタクシーに乗った時の注意点を3つあげよう。
基本的に運転手さんは中国語しか喋れない。
これは日本でも普通の運転手さんは日本語しか喋れないので同じだと思う。
・行き先
・メーター使って!
くらいの中国語は覚えておいたほうが良い。
ホテル名は英語で書いてある表記をそのまま読んでも通じない
例えば、マリオットホテルの場合、万豪大酒店 (ワンハオダージウディエン)と言うのである。
「全然違うやん!」
というツッコミが聞こえてきそうだが、そのような苦情はマリオットホテルを中国語に翻訳した人に言っていただきたい。
ローカルの中国人に「マリオットホテル」と言っても通じない。
ホテル名だけでなく、どの場所にあるホテルなのかも言うこと。
特に大きな都市だと、同じ系列のホテルが同じ都市内にたくさんある。
上海で、「マリオットホテルに行ってください。」
と言っても、マリオットホテルは何箇所もあり、運転手さんもどのマリオットホテルに行けばいいかわからないのだ。
これらのことを何度も上海に来て経験したため、知っていた私は勿論完璧に予習済みだ。
さっそうとタクシーに乗り込み、本日泊まる宿である
虹橋(ホンチャオ)マリオットホテルと中国語で運転手に伝える。
「虹橋万豪(ホンチャオ ワンハオ)」
これで私はホテルに着けるはずだった。
これから試練が始まるとも知らずに・・・
試練その1 運転手がホテルの場所を知らない?
しかし、運転手の反応が微妙である。
中国語で、「場所がわからん」というようなことを言っている。
さらに、「ホテルに電話してくれ」とも言われた。
えっ?こんな有名なホテルなのに場所がわからないの!
y-hey
ちょっとびっくりしながらも、慌てて私の携帯からホテルに電話する。
ちなみにここまで、私がタクシー乗ってから一ミリも車は進んでいない。
信号が青にもかかわらずだ。
ププーーーー!
一車線の道のため、通せんぼする形となり、後ろのタクシーからずっとクラクションを鳴らされていた。
ホテルの人に場所を聞いたためか、やっと運転手さんは理解したようで、ようやくタクシーは走り出した。
少しばかりの不安を残して・・・
試練その2 Google Mapsに裏切られる
ようやく動き出したタクシーだが、本当に目的地のホテルにたどり着けるか不安だったため、私は携帯のローミングで 「 Googleマップ」を使い、 目的地であるHongqiao Marriott Hotelまでのルートを表示させ、目的地を目指した。
※中国では Google は完全に使えないかと思っていたが、ローミングなら大丈夫のようだ。
そして、目的地が近くなると、運転手さんも道をこちらに聞いてきた。
どっちが運転手やねん!
y-hey
とツッコミたくなるが、ここは魔の都市、上海。
こういうことはアルアルである。
そこで私も中国語の本とスマホ地図を片手に、身振り手振りを交えつつ説明しつつ進む。
テンパりながら使った本。このシリーズめっちゃ便利です。
そのように私がタクシーの運転手を中国語で軽くテンパりながら案内しているときに、
妻から電話かかってきた!
妻:「ちょっと聞いてほしい話があるんだけど・・・」
申し訳ないが今、こちらはそれどころではない。
運転手さんは私が案内するのを待っているのだ。(待つなよって話もあるが・・・)
現在、タクシーの中で道案内をしていてテンパっている旨を妻に伝え、電話を切る。
しかし、もう少しで目的地だというのに、なかなかホテルに着かない。
と言うかホテルらしきものが見えてこない。
何度も目的地を目指してぐるぐる周回するが、住宅街みたいな所だけで、それらしき建物は無い。
この団地が私が泊まるホテルなのか?
一体いつからマリオットホテルは団地風に模様替わりしてしまったのだろうか?
そんなことを考えていると、業を煮やした運転手が、道端の人に場所を聞いてみた。
すると、どうやら目的地は少し違う場所にあることが判明!
えっ?でも私の Googleマップはここを指してんですけど・・・
と思って、もう一度スマホを確認すると、なんと近くに「万豪大酒店(マリオットホテル)」の表記が!(しかも「健身中心(フィットネスセンター)」)
えっ?
ということは、こういうこと?
・Shanghai Marriott Hotel Hongqiao → 不正解(団地)
・万豪虹橋大酒店 → 正解(ホテル)
もう何を信じて良いのか分からない。
中国では Google も信用できないのか!
試練その3 道の反対側で降ろされる
ようやく正しい場所が分かり、もう少しでホテルだ!
と、思ったら、急にタクシーは停車し、最後は道の反対側で降ろされた。
さすが魔の都市、上海。
このようなことは、日常茶飯時なのだ。
中国では道路を渡る時、歩行者はガンガン行く。
しかし車もガンガン来る。
事故になるんじゃないか?と思うようなシーンがいっぱいだ。
私は同じく道路を横断しようとしていたローカルの人と一緒に、ここだというタイミングで、
道路を横断し、無事にホテルにたどり着くことができた。
や、
やっと、
着いたよ。
こんなに大変なことになるはずじゃなかったんだけどなぁ・・・
y-hey
と、一人でぼやきながら。
まとめと教訓
- 中国の タクシー運転手は道を知らないことがある
- 中国では Google Map も間違っていて、たまにホテルが団地になる
- 中国では道の反対側で降ろされることもある
さすが魔の都市と呼ばれるだけある。
うっかりすると命を落としかねない危険な都市。
以上、魔の都市、上海からの実録レポートをお届けしました。
みなさんも、もし上海でタクシーに乗る時には気をつけて下さいね。
今回の記事は赤文字が多く、失礼しました。 赤にしたくなる内容ばっかでしたので・・・
y-hey
では、再見!
上海のタクシーと言えば、以前はカメラを忘れて大変だったなぁ・・・
現在募集中のツアーは↓です!
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)
Comment
googleは去年からmapsだけ解禁されたんですよ。現地の回線でも使えます。
えっ?そうだったんだ!現地の回線でも使えるとは!情報ありがとう!