御殿場ルート七号四勺の山小屋「わらじ館」の紹介
登山を始める時に知っておくべきノウハウを無料で配布しています。
文字数17,000文字以上の大ボリュームE-bookです。
登山歴15年以上で海外の山々にも登った私の経験から
登山ガイドとして初心者の方に伝えたい内容をまとめました。
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詳しくはE-bookの最後で。
富士山登山で御来光を見るために必要なのが山小屋。
山小屋に泊まって深夜に出発し、早朝４時３０分頃に見える御来光を目指します。
今回は2018年7月にガイドとして富士山プリンスルート（富士宮口五合目〜宝永山〜御殿場ルート）
で登った時に利用させてもらった、御殿場ルート七号四勺（ななごうよんしゃく）、標高3,050mにある山小屋
「わらじ館」の施設内容や混雑状況を実際に体験した経験から紹介します。
わらじ館 外観
富士山の山小屋らしい建屋です。平屋構造で、トイレは外にあります。
御殿場ルートを登ってくると足元が砂まみれになっているので、入口にあるブラシでしっかりと砂をはらってから小屋内に入りましょう。
入ってすぐのところに、「わらじお婆の埋蔵金」のお話が！
外には休憩スペースもあります。
わらじ館から見える景色のなかなかのものです。御来光もここから見えるようです。
↓の写真は山中湖が見えます。
こちらは雲海。すでに3,000m以上ということを実感させてくれる景色です。
わらじ館で受付
わらじ館で受付する際、↑の利用ルールを説明されます。
しっかりと理解して、快適に山小屋生活を楽しんでください。
わらじ館の寝室
我々が宿泊した寝室は２段になっていて、↑が上段で
↓が下段です。
休前日の場合、１枚の布団を使って３人で寝ますが、知らない人同士だった場合は寝袋を使えば、ちょっぴりプライベート感？がでます。
平日等ですいている時は広々と使えるようです。
また、女性の方が着替え等がしやすいように女性・子供エリアがあって、レイアウトが配慮されていました。
売店
受付＆売店では飲み物、カップヌードル、バッチ等が売られていました。
ペットボトルが５００円でビールが６００円ならビールを買ってしまいそうになりますが
本気で高山病対策をするなら登る前はアルコールはやめておいたほうがいいですね・・・
高山病対策の記事は↓を参考にしてください。
食事
山小屋内の広間に椅子、テーブルを並べて食事スペースとなります。
食事の時間は
夕食：１７時〜
朝食：御来光後の５時〜（御来光を目指す人はパン・ソイジョイ・ジュースがもらえます）
となっていました。
夕食 カレー食べ放題！
夕食はカレーです。ただのカレーと違い、このわらじ館の夕食のカレーはなんと食べ放題！
えっ？こんな山の中で食べ放題なんていいんですか？
y-hey
という心の声とは裏腹に、しっかりとおかわりをしまくります（笑）
運動して腹ペコな登山者にこの食べ放題があるのは相当ありがたいです。
朝食 パンか和食
朝食はパンか和食を選択でき、我々は御来光を山頂で見る予定のため、パンを選択。
パン、ソイジョイ、ジュースをそれぞれ一つずつ選ぶことができます。
この朝食は山頂へ向かう途中でお腹が空いた時に食べました。もしくは頂上に着いて御来光を待つ間に食べると、消化活動をするため体が温まります。
y-hey
トイレ
トイレは山小屋の外にあり、最新鋭のバイオトイレです。
普通の水洗トイレと変わらず、また匂いが無いところが非常に快適です。
微生物を活性化させるため、使用後は便器のフタとトイレの扉をしっかりとしめる必要があります。
ちなみに富士山では水はとても貴重ですので、トイレの後にはアルコール消毒しかありません。
気になる人はウェットティッシュを持っていくと良いです。
y-hey
無料でアタックザックとヘルメットをレンタル可
わらじ館のサービスとして、無料でアタックザックとヘルメットをレンタルすることができます。
アタックザックは↓の写真のザックです。
容量は１５〜２０リットルくらいですかね。
ここまで持ってきた重い荷物は自分のザックに入れてわらじ館に置かせてもらい、
このアタックザックを借りて山頂を目指すこともできます。
わらじ館 基本情報
場所：〒412-0006 静岡県御殿場市中畑 わらじ館
（御殿場口から５〜７時間、富士宮口から宝永山経由で約３.５時間）
営業期間：2018年 7月6日（金）〜 9月10日（月）（9月9日泊まで）
予約電話番号： 090-8678-3050（通年４月１日〜 受付開始）
折り返し電話番号：090-4853-8798
収容人数：39名
テントサイト：無し
宿泊料金：
1泊2食
平日： 7,800円
土曜日：9,800円
素泊リ
平日 6,500円
（土曜日の素泊まりは、自炊場所が確保できないためお断りします
出典：わらじ館HP
わらじ館の予約方法
わらじ館は複数の方法で予約が可能です。
それぞれの予約方法を紹介します！
y-hey
電話で予約
一番お手軽で確実なのは、電話で予約することです。
夏の富士山登山に向けて、通年４月１日から予約受付を開始していますので、
週末・連休・お盆に登る場合、予約は早めに済ませておきましょう。
予約電話番号： 090-8678-3050（通年４月１日〜 受付開始）
折り返し電話番号：090-4853-8798
メールで予約
メールでも予約ができ、通年２月１日から予約受付を開始していますので、
混雑する日を早めに予約したい場合は有効な方法です。
宿泊予定の３日前までに連絡が必要です。
予約受付メールアドレス： warazikan＊yahoo.co.jp
（スパムメール防止のために、アドレスの「＊」の部分を「@」に変更して送信してください。）
メール必須記載事項：
１．宿泊日
２．宿泊者人数（年齢、性別）
３．住所
４．氏名
５．持参する携帯電話番号
６．登山ルート
FAXで予約
必要事項を記載し、わらじ館からの返信FAXを受信して予約完了となります。
宿泊する際は、返信FAXをわらじ館まで持参する必要があります。
予約受付FAX番号： 0550-80-3705
以下の必須記載事項を記入の上、送付します。
FAX必須記載事項：
１．宿泊日
２．宿泊者人数（年齢、性別）
３．住所
４．氏名
５．持参する携帯電話番号
６．登山ルート
往復はがきで予約
え〜っ？今どきはがきで予約するの？メールでいんじゃね？
なんて思うナウでヤングな方もいるかもしれません。
しかし、土曜日及び２０１８年７月１５日（連休中日）、８月１２日（お盆の日曜日）の宿泊予約は往復はがきで申込みされた方を優先
というルールが存在する以上、往復はがきという選択肢も見逃してはいけません。
予約受付 往復はがき宛先
〒４１２－００４５
静岡県御殿場市川島田１４１５－１５
わらじ館 橋都彰夫
往復はがき必須記載事項：
１．宿泊日
２．宿泊者人数（年齢、性別）
３．住所
４．氏名
５．持参する携帯電話番号
６．登山ルート
まとめ
今回は御殿場ルート、プリンスルートで使う山小屋
「わらじ館」を紹介しましたがいかがでしたでしょうか？
連休やお盆は混んでいるようですが、普通の土日ならまだいけるかも？
カレー食べ放題が気になったら早速予約です！
この記事を読んであなたの登山ライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
富士山に登ると決めたら読んでおくべき本
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みなさんとお会いできるのを楽しみにしています(^o^)
