革命のファンファーレ by 西野亮廣 にはモノを売るための極意が書いてある

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
年間100冊読書を努力目標にしているy-heyです。
最近話題になっている芸人、キングコング西野氏の「革命のファンファーレ」。
なんでも発売早々に10万部突破したとか。
その気になる本をお友達のHappyさんが購入していたため、
早速y-heyも購入して読んでみました。
西野氏が描いた絵本「えんとつ町プペル」の発行部数は320,000部。
通常、5,000部売り上げればヒットと言われる絵本業界において
なぜそのような大ヒットを叩き出すことができたのか?
その裏側のしかけ(=客が購入に至るまでの導線作り)(=ものを売るための極意)
について語ってある一冊です。
本書内の気になるフレーズと解説という流れで紹介していきます。
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お金と広告
お金とは信用を数値化したものであり、クラウドファンディングは信用をお金化するための装置
「お金ってなんですか?」と「クラウドファンディングってなんですか?」
と問われた時の回答がこれ。
お金は信用証明書であるため、お金を持っている=信用がある
ということになります。
クラウドファンディングは信用を数値化するための装置なので
信用のある人には多くのお金が集まります。
クラウドファンディングの集め方についても本書内で詳しく述べています。
インターネットが物理的制約を破壊したなら、それに合わせて売り方も変化させていかなければならない
町の書店とアマゾンについての例で分かりやすく書いてあります。
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えんとつ町プペルの売り方
無料公開は時間差でお金が発生している
「えんとつ町プペル」の無料公開の狙いについて、
TVやGoogle,Twitter等が無料で利用できる例を挙げて解説しています。
いままで有料でしか販売されていなかったものを完全に無料にしてしまうには
かなり勇気がいったと思いますがその狙いは、
絵本は「ネタバレ」がスタートライン
と語っているように絵本は「ネタバレ」させて
中身を見せてから、本として買う、買わないを決める種類の作品のため
あえて無料で公開したようです。
お客さんの手に届くまでの導線作りも、作品制作の一つ
職人タイプの人に多いのが、「いい作品を作ったから売れるだろう」と思って
客に届くまでの導線作りをしっかりできていないタイプ。
実は、この「革命のファンファーレ」一冊自体が
まさに「えんとつ町プペル」の広告になっていると思います。
どのようにして「えんとつ町プペル」を売るかという舞台裏を見せることで
この本の読者にえんとつ町のプペルに興味を持ってもらおうという著者の意図が見えてきます。
「おみやげ」は必ず「体験」の出口にある
おみやげは生活に必要はないけど旅行に行ったら、つい買ってしまうもの。
このように「体験」を提供して「作品」をおみやげ化すれば
生活に必要の無い「作品」は売れる。
なるほどうまい作戦・・・
広告は「いかに口コミをさせるか」が勝負になってくる
「口コミ」というのは利害関係がないから、信用度が高い。
y-heyもこの「革命のファンファーレ」が話題になっているとか聞いていましたが
世間で話題になっていることに関しては、一歩距離を置くタイプですので
購入には至りませんでした。
しかしお友達のHappyさんが購入して、めっちゃおもしろい!
と言っていたため、その日にy-heyもアマゾンでポチりました。
その時の自身の心理としては
この人が面白いっていうから、購入しても失敗しないだろうな
と思ったからです。
これだけSNSが発達して、多くの人が情報発信を気軽にできる時代
ますます口コミで拡散してもらうのが重要な戦略になってきます。
当然、作品が良くないとダメですが・・・
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まとめ
というわけで今回は芸人、キングコング西野氏の「革命のファンファーレ」
を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
インターネット時代のモノの売り方について
革新的な方法が書かれている本書。
最後に、行動しよう、と著者からの提案が。
情報は行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まってくる
行動にすることに躊躇している自分の背中を押してもらえるような本でした。
この記事を読んであなたの読書ライフが豊かになれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
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